守りたいもの、見つけたよ (ページ22)

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にじゅういちわーページ22

チョロ松side
どーも、チョロ松です

今僕達六つ子はトト子ちゃんの家に向かっている

ピンポーン・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

誰も出ないんですけど？！

『・・・・めんどくさいなぁ。はーい、どちらm・・・・・あ、』

出てきたのはAだった
弱井A。トト子ちゃんの妹だ

お「なぁーんだ。Aかよ」

おそ松兄さんが不服そうに反応する

Aは・・・
涼しい顔でその言葉をスルーした

何もかも諦めているような

前はこれだけでも泣きそうな顔になっていたのに

『・・・・・・お姉ちゃんに用ですか？』

トド「それしかないでしょ」

Aはため息をついて口を開く

『今出かけt』

ピリリリリ
電話の着信音がした

六つ子の中で携帯を持っているのはトッティしかいない

僕らはいっせいにトッティを見たが
トッティは首を横にふる

『はい、もしもs』

［あー！！！！Aかーー？］

電話Aだったのか

っていうかうるさい
誰だ相手

みんなでAのことをみていると

Aはいきなり笑顔になって「行く」と連発した

遊びの誘いか？

Aが電話を切ると、カラ松兄さんがおずおずと話しかける

カラ「A？俺達はどうすれば・・・・？」
Aは目をパチパチさせる

忘れてたのかよ！

『上がって適当に座っといて！鍵預けとくからさ！わたし当分帰んないから！』

そして僕に鍵を投げつける
なんとかキャッチして顔をあげると、
もうAは家を出るところだった

十「A・・・。人格が変わったみたい」

一「最近あれが普通・・・あ」

一松がぼそりと言い僕達は目をぱちくりさせる
だって、まるで一松が最近Aにあったような言い方だ

トト子ちゃんが

「みんな？！どうしたの？」

と言うまで僕らはずっと黙っていた