鼓動13 ページ29
良太郎side
良太郎「‥?」
Aに名前を呼ばれた気がして振り返る
しかし、振り返ると、さっきまで一緒だったAの姿はなかった
良太郎「A‥?」
なんだか嫌な予感がして慌てて探す
しかし、どれだけ探しても、どれだけ人に尋ねても、Aは見つからなかった。
良太郎「っ‥」
A‥‥。
ふと携帯をみるとメールがきていることに今更ながら気づく
差出人はハナさんからだ。
開くと
【良太郎、今Aと良太郎が、来ている遊園地でカップルの女の人だけが消えているらしいの。もしかしたらイマジンのしわざかも。気をつけて。】
そんなメールが届いていた
もしかしてAは‥。
良太郎「っ‥」
このメールもっとはやく気づくべきだった‥
そうすれば‥そうすれば、Aは‥。
僕は急いでハナさんに電話をかける
ハナ『良太郎?どうしたの?』
良太郎「ハ、ハナさん‥!どうしよう?!」
ハナ『ちょ‥良太郎、落ち着いて。何があったの?』
良太郎「それが‥」
僕はAが急に居なくなって何処を探しても見つからないことを話す
ハナ『!!そんな‥。良太郎、もしかしたらAは‥』
良太郎「‥ハナさん、モモタロス、今起きてる?」
ハナ「えぇ。」
良太郎「分かった。‥ハナさん、心配しないで。Aは必ず見つけてみせるから。」
ハナ「‥良太郎、気をつけて。」
良太郎「うん。」
僕は電話を切る
良太郎「モモタロス」
モモ(やっと俺の出番か。)
良太郎「締め出しててごめん。」
モモ(ま、許してやるよ。)
良太郎「‥うん。‥モモタロス、行こう。」
モモ(おう!)
モモタロスは僕に憑依する
M良太郎「はっ‥どうやらイマジンの仕業らしいなぁ。プンプン匂うぜ。待ってろよ、A、必ず助け出してやる!」
モモタロスの嗅覚を頼りに探すこと10分
M良太郎「良太郎、どうやらここらしいぜ。」
遊園地の奥の方、お客さんが入れない従業員だけが入れる倉庫?のようなところにたどり着く
契約者はキャスト、ということだろうか。
奥に進むと、ガラガラガシャン!という何かが崩れ落ちるような音と小さなうめき声が聞こえてきた
良太郎(モモタロス!)
M良太郎「こっちか‥!」
音のした方に行くとそこにはイマジンと、音の原因と思われるたくさんの鉄筋、そして、ボロボロで鉄筋の下敷きになっているAを見つける
M良太郎「!!おいお前‥Aに何しやがった!」
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月22日 8時) (レス) @page43 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - お久しぶりです!ミリアです。一緒に合作しませんか? (2020年11月1日 22時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - Asahiさん» わぁ!嬉しいコメントありがとうございます!頑張って書くのでよろしくお願いします (2020年9月30日 6時) (レス) id: b57a231f67 (このIDを非表示/違反報告)
Asahi - 最初からずっと見てます。私も電王大好きです。これからも応援してます。頑張ってください。 (2020年9月30日 1時) (レス) id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2020年9月23日 7時