【青峰大輝と化け狐4】 ページ18
《何よ……あなた……前見たときは九尾じゃ無かったのに……!何で!?》
化け狐がうろたえる。
「力じゃ、私はお前に勝てないわ。でも……」
ニヤリとAは微笑んだ。
___妖力じゃあ、負けないわよ。
Aの手元に淡い光が集まり始めた。
「さぁ……選びなさーい?私に祓われるか。此処で働くのか」
きっと、どちらも化け狐にとっては屈辱だろう。
でも、化け狐は……
《……嫌よ。あなたと働くくらいならば自害してやるわ》
いつの間にやら、化け狐の手にはナイフが握られていた。
手首を切るつもりだ。
「ッ……!バカ野郎!!」
《え!?きゃああ!!》
Aの手元の光がナイフにあたり、ナイフを弾き飛ばした。
「その根性、気に入ったわぁ……よし!嫌だと言っても此処で働かせるわよ!」
《キュー……》
化け狐は気絶し、Aも元の姿に戻っていた。
丁度、黒子と青峰も目を覚ましたようだ。
「テツヤ、青峰さん、おはよう」
「Aさん?今、化け狐とは別に……狐が居ませんでした?」
未だに状況が飲み込めない青峰を余所に、黒子とAは話し続けていた。
ふっと、青峰の額に手が近づいてきた。
「バイバイ。青峰さん。また、会えたのならば、会いましょう」
「おい……!待ってくれ……俺は……」
___眠いな……。
そう思ったつかの間、青峰の意識は闇へと落ちていった。
【20××年 九月 十八日】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
113人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コアラ&カエル(プロフ) - Misaki.sさん» こんにちは。お返事遅くなってすみません。お褒めいただきありがとうございます!ゆっくり、少しずつですが更新していくので、またぜひ読んでやってください(*´∀`)♪ (2017年5月23日 13時) (レス) id: ab34f6ea9b (このIDを非表示/違反報告)
Misaki.s - 初めまして。この小説を読んでとても面白いと思いました!更新頑張ってください! (2017年4月1日 16時) (レス) id: 30f17bfb09 (このIDを非表示/違反報告)
コアラ&カエル(プロフ) - honokaさん» ありがとうございます!ぼちぼちですが、更新頑張りますね♪ (2015年12月5日 20時) (レス) id: 67c1928645 (このIDを非表示/違反報告)
honoka - 更新頑張ってください!応援してます! (2015年12月5日 1時) (レス) id: 832ca91d9b (このIDを非表示/違反報告)
コアラ&カエル(プロフ) - novelさん» ありがとうございます♪今は忙しくてあまり更新できないのですが、できる限りで頑張らせてもらいます!応援、ありがとうございますね! (2015年9月5日 15時) (レス) id: 67c1928645 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ