日々樹渉の『いもうと』ちゃん

じゅ〜う♪ ページ12

世界はぼやけている


あ、Koiに落ちているんじゃないですよ？


ハニワは名曲づくしですけど

大好きですよ？勿論聴いてます


私が好きなのは〜


…ってそうじゃない！


今眼鏡が無くてすっごく困ってます



もう一回言いましょうか？



すっごく困ってます！！



予備のコンタクトレンズも無いし、どこいったわけぇ？




あーねねの馬鹿


可愛いけど馬鹿



優しいけど馬鹿


やりきれなくなり、机に突っ伏した。


｢大変ねぇAちゃん、はい、ノート取っておいたわよ？｣


わぁ〜♪ナルちゃん神様天使様


今度からお姉様と呼ばせてください


｢うふふ、それは司ちゃんの呼び方と被っちゃうから止めましょうね♪｣


それにしても…とナルちゃんは続ける


｢垢抜けたわねぇ〜♪更に綺麗に見えるわ♪｣


いやいや、ないないないない


眼鏡で外見隠してたんだから、それがバレるのはちょっと…


｢あら、Aちゃん元々美形なんだから最初からコンタクトにすればよかったのよぉ｣



そ、うなの？


｢アタシの言うこと信じられない？｣

信じます

無条件に信じます


｢だったら、ねねちゃんの言う通りコンタクトにするべきよ♪はい♪｣

と渡されたのは


｢あー！無くしたと思ってたコンタクト！｣


ねねめ、隠してやがったな



それ相応の罰は受けてもらおう



その頃普通科


｢はっくしゅん！｣

ねねは盛大に大きなくしゃみをしていた

｢うーん、誰かが私の噂してるな〜？多分A辺りかな？｣


正解です


そしてねねさん、貴女後悔しろよ？


Aを無理矢理コンタクトにさせようとしたことを



舞台は再びアイドル科へ



あー！視界がスッキリする！


し・あ・わ・せ♪



｢ありがとうナルちゃん、助かった♪｣


｢いえいえ、お役に立てたなら何よりよぉ♪｣


｢あ、そうだ。ガーデンテラスでお昼しよ〜♪｣


｢賛成〜♪さ、行きましょ♪｣





そのあと、ガーデンテラスで楽しい楽しいお茶会がスタートしましたとさ

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