その人物は……… ページ35
彩side
翼「その人の身長、体格はどんな感じ？」
あ、それ、私も気になるなぁ。
もし、身長が175�僂�らいで、がっしりとした体格だったら、たぶん、私が前に見たXだ。
黒木「身長は175�僂�らいで、がっしりとした体格だ。」
う、嘘？！やっぱりX？！
そっとフシギくんの方へ目をやる。
フシギくんは目を見開いて固まっていた。
あの朝と同じように。
フシギくん、何か知ってるのかな？もしかしてそのXがフシギくんの知り合いとか？
だとしたら、疑いたくないもんね。
あぁ、教えてくれないかなぁ。
若武「とりあえずその黒を、Xと名付ける。」
皆、勿論私も頷いた。
でもフシギくんはボーッとしてただけ。
フシギくんの様子に気づき、忍が声をかけた。
忍「どうした？千野、具合でも悪いのか？」
皆がん？と言いたげな顔でフシギくんを見た。
フシギくんは慌てて笑って言った。
フシギ「何にもない、ごめんごめん」
って。本当かな？
ちょっと怪しい。いや、かなり怪しい。
黒木「俺らからの報告は以上。」
若武「よくやった！」
私はそのXを見たことや、あの悲劇のことを言っておこうと思って、手を挙げた。
そして、許可を貰い、立ち上がって喋り出した。
彩「私もそのXらしき人を見ました。その時は、暗いし、かなり距離があったので、はっきりは見えてませんでしたが、そのXらしかったです。」
若武がﾊﾞﾝｯ!と机を鳴らして立った。
若武「アーヤ、そいつはいつ、どこで見たんだっ？！」
えっと………とりあえず、若武、落ち着いてっ！
彩「前の月曜日。夜、秀明から帰ってきて、自分の部屋から見えたよ。私の家を見上げてた。幸い、私に気づいてなかったよ。」
すると若武がこう言った。
若武「やっぱフシギ1人のじゃ足りねーから、俺もアーヤのボディーガードになる！」
えっと、若武は、浜田中じゃないから、無理なんじゃない？
翼がニヤニヤしながらこう言った。
翼「若武先生、そこは俺もじゃなくて、俺らも、でしょ？」
ん、そうだよね。皆がいてくれる方がたくましい。
若武は残念そうな悔しそうな顔で翼に向き直った。
若武「おまえ、俺の邪魔をしやがって！」
翼「ﾆｺﾆｺ」
翼、目が笑ってないよ………。
上杉「早くしねーと、5分前のチャイム、鳴るぜ？」
ほ、本当だ！
若武「じゃ、次、俺らか」
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NENE - かわちゃんさん» はい、やりましたね〜！ちょっと面白いツッコミも入れてみました！（笑）いいアイデア、ありがとう！ (2021年7月8日 7時) (
レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
NENE - ミルキーさん» はい、作者もそうと思います！←いや、そうするかも！読んで頂き、ありがとうございました！これからもどんどん続きます！ (2021年6月29日 18時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー - 今お迎え読んでいるんですけどあいかさんか知り合いが誘拐犯かな？と思いました。 (2021年6月29日 10時) (レス) id: d8d29d2918 (このIDを非表示/違反報告)
かわちゃん - アハハ！やっぱり！若武言ってる！当たった、やった！ (2021年6月27日 10時) (レス) id: bd95cd5d96 (このIDを非表示/違反報告)
NENE - ええー！そうだったんですか？！なんか…嬉しい（笑）これからも宜しく！ (2021年6月26日 10時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NENE | 作成日時：2021年6月9日 20時
