スイミング6 ページ38
ライブ会場は近くの商店街を抜けた先に新しくできた常設ステージ。
金を払えばいつでもイベントに使えるようにと新設されたらしい。
因みに天祥院財閥の所有であり夢ノ咲の常設校外ステージとしても使う予定で、その第一発目としてSSに出る予定のTrickster、ちょっと大きいステージなのでついでにSwitchでライブをする、と。
ライブの概要書にはそう書かれていた。
「つまり英智を殺せば全て白紙に戻るのでは、と考えたんだけど」
「成程、殺そうカ」
「危ないこと言っちゃダメですよAちゃん！ていうか肯定しちゃ駄目ですよ夏目くん〜」
「HaHa〜二人とも本気の色な〜」
ぶっちゃけこのライブやるより英智暗殺する方が絶対楽だと思う。うん、我ながらいい事を思いついた。
「証拠が残らなイ毒でも使ウ？」
「いや、日頃の恨みも込めたいから撲殺で」
いつかあの綺麗な金髪を血で染めてやりたいとは思ってたんだよね。釘バットなんかいいんじゃない？
「二人とも〜英智くんの殺害計画練ってないで情報共有に戻りましょうよ〜」
『も〜若い子怖い…』とぼやくつむぎ先輩がそろそろ可哀想になってきたの切り直そうか。
「で、どうでした？月見里さんの様子」
「普通でしたね」
「前回と変わらなイ」
「いつも通りだったな〜」
ほらもうね、そんなじゃん。
「でもあんずちゃんは来ないって嘘は吐いてたんですよね？」
「みたいですね……」
そこはまあアレだ、つまりはそういう事だ。
「何が目的か解らないよネ……」
あ、それまだ分かってなかったんだ…。というか夏目がわからないのって珍しいね。夏目か英智ならあるいはって思ってたんだけど。
「はァ？何の事？」
「う〜ん、駄目か……」
宙君は何となく分かってるみたいだけど言語化まではできないみたいだし……
つむぎ先輩…も言っちゃ悪いがライブ以外の意見はあんまり役に立たないし……
それにあんまり問題にはしたいないんだよね、私が構われるのが嫌ってのもあるけど。
出来れば平穏に、かつ犠牲も少なく。
「………………、………やっぱり英智殺そう」
「そこで一周まわっちゃ駄目ですよ！！」
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翔。(プロフ) - 好きです！！最高に面白いです！！エリートヒキニート最高！ (2019年1月20日 6時) (
レス) id: 63a2837fb8 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - ♪咲那♪さん» わーいありがとうございます(^o^)/頑張ります！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: 4f2d8f4684 (このIDを非表示/違反報告)
♪咲那♪(プロフ) - おもしろくて続きが気になったのでこれからも更新頑張ってくださいね！ (2018年5月7日 22時) (レス) id: 282e7e9f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 | 作成日時：2018年4月7日 1時
