〜黒木一家のお話〜 ページ12
・ナレーション視点
黒木一家には双子がいるようです。
双子の兄の名前は、貴和。中学2年生。
双子の妹の名前は、貴華。中学2年生。
誰もが振り返る、美男美女の双子です。
そんなふたりのとある一日です。
・貴和視点
俺は、黒木貴和。
今日は、俺のとある一日を紹介しよう。
俺が朝起きてリビングに向かうと、貴華がいた。
「おはよう。貴華。」
「うん。おはよう・・・。」
貴華はとっても可愛い。「おはよう」だけでも一撃を受ける。
「今日の朝ごはんは俺が作る日だったね。遅くなってごめん。」
「へいきだよ・・。ゆっくりでも・・・。」
貴華は俺の双子の妹。貴華は元からこの家に住んでいた訳ではない。最近引き取った子だ。しかし、俺と貴華は双子だ。多分血も繋がっている。どういうことかって?それは、俺と貴華はゲノム編集されて生まれたデザイナーベビーなのさ。今まで住んでいたところがちがかっただけ。詳しくはまた今度話すよ。貴華はいろんな過去をもっている。聞いた感じではとっても地獄のような過去だった。たくさんの人に見放されてきたそうだ。そのため、貴華は人間恐怖症になってしまっている。人と話すことをとても怖がっているのだ。最初の頃なんて話すこともままならないぐらいだった。だから俺は、貴華を守るって約束した。絶対に貴華を守ってみせる。
そんなことを思いながら、朝ごはんを完成させて、テーブルに運ぶ。
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彗(プロフ) - 2ページと4ページでアーヤの姉の名前違くないですか? (2020年1月28日 18時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:騎華 | 作成日時:2020年1月27日 15時