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「話してみ？」
うん、なんて言う割に歯切れ悪いから
冷蔵庫行ってもう1本ビールを持ってきたった。
ありがとって呟いてプルタブを開けるも
全く口付けへん。
「北山か？」
痺れ切らして出したくもない名前を出すと
無言で頷いてるから、内心ため息を付く。
「わかっちゃった。」
「なにがよ？」
「北山、佐野さんが好きみたい。」
「･･･そうなん？」
･･･意外な所行くやん。
まさか社内やとは思わへんかった。
しかも同じ課って。
えろさしか感じひん。
あいつはマジで自分の事はなんも言わんから
たまに腹立つ事をもあるけど･･･
「ってか佐野さんって彼氏いてへんかったっけ？」
「わかんない。そんなような事は聞いた事あるけど随分前だし。」
もう別れてるんじゃない？っていうカンは
お得意の膝抱えて俯いた体制のまんま。
「で？ショックやったって？」
「だって社内だよ？しかも佐野さんなんて私と歳一つしか違わないじゃんっ。」
「社外の若い子なら納得行ったって事？」
「･･･そうだよ。」
なんて言うカンやけど
きっと社外の若い子でも
同じだけ落ち込むんちゃうか？とも思う。
結局、誰のモンになっても嫌なもんは嫌やねやろ？
「オレは断然佐野さんより菅野さんやねんけどなー。」
「･･･もういいって。」
「オレが菅野さんやからってどうでもいい？」
途端顔上げてオレを見る。
また俯いてごめんって。
謝ってくれるくらいはオレの事男として見てくれてんねやんな？
オレもそろそろカンの中の北山を追い払いたい。
「･･･カン？ぎゅーしてええ？」
「･･････ダメ。」
少しの間がちょっと迷ったんちゃうか？って都合の良いように捉えて抱きしめたら、初めてカンがオレに寄りかかって来た。
「オレやったらあかん？」
「･･･あかんよ。」
なんて、関西弁で返されるからどうしようもなく可愛くてたまらん。
「ちゅーしたい。」
「･････････もっとダメ。」
オレの体に寄りかかって言うダメは何の説得力もなくて
そのままカンの顎片手で持ち上げてキスした。
唇を合わせるだけのつもりが
なんの抵抗も見せへんカンをいい事に
どんどんエスカレートしてく。
やば。
嬉しいし気持ちいいし
あわよくばこのまま･･･
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Haru(プロフ) - 恵美さん» ２回も読んで頂いたなんて嬉しすぎます！スッキリしていただけて良かった笑 ほとんどの作品読んで頂いてるなんて、光栄です。。また遊びに来てくださいね♪ (2018年6月15日 12時) (
レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 本当にたくさんの応援、コメントありがとうございました！他の作品でもパンチの効いたmoraさん節楽しみにまっています(ﾌﾟﾚｯｼｬｰ笑)またボードにもお邪魔しますね！ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - moraさん» 水上さん目線はもはや私目線 笑私もその飲み会充分飲み明かせます。moraさんと共に♪ (2018年6月15日 12時) (レス) id: d599b5b4d0 (このIDを非表示/違反報告)
恵美(プロフ) - こんばんは！夜分にすいませんm(_ _)m2回読み直ししました。良かったです！スッキリしました。ほとんどの作品を読まさてもらってますので…更新楽しみにしてますね。おやすみなさい。 (2018年6月15日 0時) (レス) id: d7fb3062c5 (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - 完結おめでとうございます！おつかれさまでしたー！こんなに素敵な作品をありがとうございました！また、荒ぶったわたしのコメントにも丁寧な返信とても嬉しかったです！他の作品も楽しみに読んでますのでまたコメント欄に登場したら構ってください 笑 (2018年6月14日 20時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru
| 作成日時：2018年5月30日 10時
