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帝国学園のスタジアムにて、雷門中サッカー部もアップを始める。FWは円堂とPK戦、MFからDFはドリブルとブロックを行った。
そんな中、壁山は足元のボールを蹴る際に空かして後ろに倒れ込んでしまう。共にアップを行っていた大神と風丸は壁山に駆け寄った。
「大丈夫か、壁山！」
「は、はい……こんな立派な会場で試合するのかと思ったら、緊張してしまったッス。」
「しっかりしろよ。アップで怪我したら、洒落にならないからな。」
大神はしゃがんで壁山の肩を叩く。
『緊張か、僕もしているなァ。仲間だね、壁山くん。緊張している同士、全力を出そう。』
「お前も緊張してるのかよ……」
『あはは、緊張はするさ。心臓が出る。』
「……出すなよ？」
『……出る訳ないだろう。』
壁山は今まで身体中に力を入れていたようだが、大神が笑いかけると安心したように力を抜いた。
「大神さんが緊張して頑張っているなら、俺も頑張るッス！」
『良い子だなァ、その意気さ。さぁ、再開しよう！』
再び壁山からボールが回り始める。暫くして余裕が出てきた大神は、パス回しをしながらゴールに目を向ける。
「おい、ボーッとしてちゃ練習にならねぇだろ！」
円堂の調子が悪い様だ。染岡のシュートをスルーし、じっと何処かを見て考え込んでいる。染岡に声を掛けられれば、ハッとしてフィールドを出ていった。
『……円堂。』
時間が経っても、円堂は戻って来ない。GKが居なくなり、FWもドリブルとブロックの練習に参加し始めた。
「大神！」
『あーい、よッ……ねぇ、染岡くん。』
「あ？」
『円堂、様子おかしいよね。』
大神の質問に、染岡は思い出す様に視線を上に向ける。その後頷き、ボールを回した。
「朝までは調子良かった筈だけどな。今日は試合だってのに……お前もしっかりしてくれよ、まだ電車酔いが治ってねぇってんじゃ話にならねぇからな。」
『あッはは！僕に関してはご心配なく、ご覧の通り万全さ。』
大神は回ってきたボールを保ち、染岡へと突っ込む。迎え撃った染岡だったが、数回のフェイントで大神に突破された。
「やるなァこの野郎、その調子で頼むぜ！」
『
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鷹羽(プロフ) - 雪華さん» 詳しく知っているアニメはあまり多くないのですが、上げるとするなら、このイナイレであったり、ジャンプコミックスのアニメ化した作品あたりを知っています。 (2021年3月6日 16時) (
レス) id: 338e0ddf16 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 13時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鷹羽 | 作成日時：2021年2月26日 12時
