【ONE PIECE】私の事、嫌いですか？死んで欲しいですか？よければ………助けてくれませんか？3 (ページ21)

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何回も何回も抱きしめては泣いてをくりかえし、朝が来た。

ライカの目は腫れていて、いつものライカじゃなく、目が疲れ切っていた。

そしてライカは考えた結果、ある考えにたどり着いた。

_____楽になろうか…_____

彼が考えるのも無理はないだろう…

いきなり平和だった村がAによって壊され、

逆らったものは全員殺される

そんな中で、Aが自ら使用人になって欲しいと名乗り出た。

馴染んで来た頃に家族と友達で脱走しようとしたら、

目の前で家族がバラバラになった。
父は死に、母はAの手で改造人間へと。

なぜか自分だけは助かり、また使用人として働いた。

ある日、友達もAに捕まり、使用人に。

脱走を試みるが、2度失敗し、三度目の正直で、成功

出られたものの、遠距離攻撃でトトが死んだ。

目の前で自分の親しい人が、なくしてはならない人が消えていく…

俺は！俺はそんなに悪いことをしたかよ‼

この感情は諦めろ。

ぶつける場所すらないのだから。

ぶつけたところで人が帰って来るわけでもない。

嗚呼、僕はどこで踏み間違えたのだろう…

そんなことを考えながら、結構高さがある崖にたどり着いた。

ラ「ふぅ…」

深呼吸し、深いため息が漏れる。

ラ「トト…お母さんお父さん、こんな僕を…俺を…許して下さい」

目をつぶり、風に身を任せようと気をほどく。

.

が、

「ちょっと何してるのよ！」

とある人に声をかけられた。