【ONE PIECE】私の事、嫌いですか？死んで欲しいですか？よければ………助けてくれませんか？3 (ページ15)

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ト「ふーん。」

トトは納得はしてなさそうなのに、返事をする。

恐らく、何も話さない方が懸命だと思ったからであろう…

だが、

ラ「近所、かぁ…

・・・・・・・・・・・・・・・・
ここら辺の人間、全員殺したのに？」

ア・ト「!!」

僕の発言に驚くと同時に納得したトト。

ア「ふふふふっあはははっ！！」

いきなり大声で嗤うA。

ア「確かに近所なんて誰もいなかったわ！ふふふっ、自分で殺ったのにバカらしい…

ライカ、よく気づいたわね？」

ラ「…まあね…手伝って来たし、近所なんていても、この村の人たちは怖かって僕たちに抵抗すらしない…」

ト「なるほど。確かに、うるさくても抵抗しないし、むしろ殺されたくないから、機嫌取りで何かしてくるしね。」

ラ「だからだよ。A。」

ア「流石ねェ。ライカ。やっぱり貴方は賢いわ。私のしたに置かせておいて正解よ。」

チラリと僕の方をみてニヤリと笑った。

ア「この意味、わかるよね？」

(訳:逃がしやしないわよ。)

ラ「………」

僕が黙ってると、ボソリとトトが言った。

ト「おそらく、いや絶対に逃げることに気づいているはず。」

ラ「うん。それはわかってた。あの時が絶好のチャンスだったのに…ごめん。戻ったりして」

ト「いや、あれは俺も悪かった。でも、今逃げないと今後絶対に逃げれないと思う。」

ラ「根拠は？」

ト「勘。」

ラ「勘ってトトッ！…はぁ…」

小声で話してるものの聞こえてるかもしれない

そして。勘と言ったら聞かないのもトトの癖だった。

ア「話はまとまったかしら？」

薄笑いをして僕たちを見つめるA。

ト「あぁ。決まったぜ？最っ高の話がよ。」