【ONE PIECE】私の事、嫌いですか？死んで欲しいですか？よければ………助けてくれませんか？3 (ページ10)

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ライカを連れて家に戻る。

ア「自由にしな。」

そう、一言言って家を出る。

心配はない。

ライカには行くところがない。

あったとしても、私が家に帰った時にはもう、出られないであろう。

ア「ふふふっ」

今考えると笑がこみ上げてくる。

待っててね？ライカ。

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ア「ほら、ここが君の居場所さ。トト。」

ト「………」

トトと呼ばれた少年は何も言わずにうつむいている。

私が連れて来たのは、ライカの友達のトト。

一度、私の家の使用人としていた子供だ。

ア「入れ。」

トト「…」

トトは微動だにしない。

はぁ…と、ため息が私の口からもれる。

こいつを連れて来たのは、ちゃんと意味がある。

ライカを逃がさないためと、単なる使用人として扱うこと。

あらかじめ、目隠しした時にGPSを首筋につけておいた。

ちゃんと使用人全員に。

だから、逃げたとしても捕まえなれるし、もはや家(隠れ家)を、知ってるから、タダじゃ帰さない。

どうせ、使用人となると一度でもきめた人には、2択しかないのだ。

使用人として、働くか、それとも殺されるか。

そのとをトトに話すと、死にたくないようで、ついてきたというわけ。

まぁ、大人でも子供でも、死ぬのはやだよなぁ…

ちなみにトトにはライカが、生きてるのかさえ知らない。

ただただ、死にたくないから着いて来た。

消して、好き好んでついて来たわけではなかった。