【ONE PIECE】私の事、嫌いですか？死んで欲しいですか？ よければ………助けてくれませんか？2

96過去編39 ページ50

父「絶対に後ろを振り向くな！」

父を先頭に、右、左、左、右、とくねくねと曲がる。


多分、巻くためだろう…

僕は一番後ろにいる。

そのおかげで、誰が、何をしてるかすぐにわかる。



子供1「は、速いよぉ」

父「手を出してくれ！」


僕の両親は、誰も見捨てずに手を差し出すところがいいと思う。


母「アンタ、大丈夫？」

子供2「うん！大丈、夫」

嘘だ。

本当は、結構キツイ。


僕の友達は両親に担がれている。



運動神経はいい方だったが、数十分も、同じペースで走り続けるのは、流石に後数分持つか持たないか、ぐらいだった。








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パッァァァァン‼‼


父「っ‼」


父の頬をツゥーと血が流れる。


その音に誰もが釘っけとなった。


母「な、な、なんでいるのよっ！」

母さんは次第に顔色が悪くなって行く。


ア「残念だったねぇ。逃げれる！とでも考えて行動したんでしょ？」



僕を含め全員がキッとAを睨む。



ア「そう、睨むなって！







次ははずさねぇぞ？」

笑顔が一瞬で黒く染まる。

おもわず、ゾッとした。


ア「て言うか、君たちが悪いじゃん。逃げるんだもん」


母「誘拐したのは誰よっ！」


ア「許可はどったはずだ。」

母「ッ」


思わず、黙り込んでしまう母さん。

すると父が僕たちにしか聞こえない声で言った。









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.









、








父「俺が、Aを殺すっ！」

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