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Story 2 ページ3

「彩遅すぎー!」


「ごめん!飲み物買ってて」

「いや肝心の飲み物がないじゃない」


「いやこれには事情が、」

わたしはさっきあったことを瑠璃に話した



「それ運命でしょ!縁無しメガネのサッカー少年って上杉和典しかいないよ!」



上杉和典、、
うちの女子校でもよく聞く名前



「まあ、もう会うこともないし」


「うーん、でも彩と上杉くんが運命で結ばれてるなら話は別よ?」


そう言って意味ありげに瑠璃は笑いかけた


「だ、か、ら、そんな事は絶対にないの!!」



高校生になっても恋をした事がない私がそんな運命なんてあるわけがない


「彩も恋しないよ!もう高校生なんだから」


「いないの!」

「いないんじゃなくて作ろうとしないんでしょ?私ばっかりノロケ話して楽しくないじゃん」


「はいはい」


元気で面白い瑠璃には彼氏がいる
開成のサッカー部に所属していて結構有名人


「こんなんじゃ瑠璃の彼氏大変ね」

そう言ってクスっと笑った

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作者名:ののほ | 作成日時:2019年12月8日 19時

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