3話 ページ5
あぁ、俺はやはりここに来て正解だった
胸の奥が悔しさ、競争心、嫉妬、憧れのような感情が混ざり合い湧きだっていた
"剣城京介"っ‼
おそらく自分は今目がギラギラとしているだろう
今まで自分より究極に近いものなどいなかった
しかしだ
奴の強さは本物
俺と同等…いやそれ以上だ
きっと奴を超えて勝つことで俺は究極になる
奴となら俺は、俺たちは究極を手に入れる事が出来る
白竜「剣城‼もう一度俺と勝負だ!貴様となら究極を目指す事が出来る!」
体が熱い
自分の心臓の音がバクバクと聞こえる
だが、俺はもっと貴様と更なる高みへといきたいと勝負を挑んだ
剣城「フン、もう終わりだ。」
白竜「___っ!貴様逃げるのか」
なんだとっ
剣城「ハッ、一度でも俺様に勝ってから言いやがれ」
白竜「な___!」
《pee_______‼》
教官の笛が鳴った
このタイミングでっ
牙山「白竜、もう終わりだ。負けた者がこのフィールドに立ち続ける事は許されないさっさと出ていけ」
クソっ
俺は渋々フィールドから出る
すると教官が近づいてきた
牙山「私は君達2人にとても期待している。だが貴様は少し頭を冷やしてこい」
「午後から明日まで施設の中に入れさせん!」
俺は無理やり職員達に押さえつけられた
白竜「な!離せっ」
牙山「明日の昼までに頭が冷えていたら再びフィールドに入れてやろう」
そのまま俺は森の中で置いていかれた
「_______っ!」
施設から追い出されて
はじめに
俺は誰にも聞かれていないと思い
その時の苛立ちを想いのままに叫んだ
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作者名:KASUMI | 作成日時:2021年1月20日 17時