良き友 ページ35
その後、杏寿郎さんも任務やなんやで忙しく、結婚すると決まったものの他に進展は無し。
宇髄さんは任務で片腕と片目を失い柱を引退したそうで、甘味処にもよく来るようになり、杏寿郎さんの仲間という認識から、私にとっても良き友となった。
「いやぁ煉獄の妻じゃなかったら俺の4人目の嫁に迎え入れたかったわ」
「ま、まだ妻じゃないですし...私には杏寿郎さんしかいませんから!」
宇髄さんは冗談交じりでよくそんなことを言う。
初めは奥さん3人!?とびっくりしたが、元忍びがなんちゃらかんちゃらで普通のことらしい。
「にしてもよぉ、ここの甘味処はどれも美味いよなぁ。」
『ほんとですか!?それは嬉しいです!私も作ったりするので』
「煉獄派手にいい女捕まえたじゃねぇか。いつでも美味い甘味食えるって」
『ふふっ、食べたかったら作りに行きますよ』
「煉獄嫉妬するんじゃねぇか?w」
こうやって話していると、なんだか結婚後を想像しているみたいで少し幸せに浸れる。
杏寿郎さんの「うまい!」とか「わっしょい!」とか、食事の度に聞けるんだなぁとか。
「顔緩んでんぞ!」
『へっ、』
「どうせ結婚後を想像してたんだろ(正解)
結婚したら「うまい!わっしょい!」を食事の度にとか(大正解)」
『ひえ、心読めるんですか!?』
「はははっ!ド派手に正解しちまったみたいだな!愛が強すぎるぜ」
杏寿郎さんのお仲間さん達は色々とすごい人が多すぎる。
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柑橘蛍(プロフ) - この煉獄さんもいい… (2021年2月23日 15時) (レス) id: e14d5de1d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ka:ran | 作成日時:2020年12月16日 23時