求婚鬼ごっこ【柱】

気づいた！ ページ37

『甘露寺邸とうちゃーく！蜜璃ちゃんー！！かわいいかわいいAちゃんが来たよー！』
｢わー！今日は2回目だね！！さあ上がって上がって！！...きゃー！！不死川さんも一緒に来たのね！？ゆっくりしてってー！｣

蜜璃ちゃん、完全にそういう事だと思ってる感じかな？
まあ間違ってはいない！

私が蜜璃ちゃんのとこに来た理由
私のこの気持ちの再確認
そして通訳！

｢ぱんけーきをさっき作ってたとこだったの！！丁度いいわ！2人にお出しするわねー！！｣
『蜜璃ちゃんのぱんけーき！めちゃくちゃ美味しいやつ！！』

それよりやばいっす
蜜璃ちゃんかわいいかわいい！かわいすぎる！！外国ではかわいいって｢きゅーと｣だったっけ！！きゅーときゅーと！！

｢A、顔気持ち悪いぞォ｣
『あ"？なんだと？』
｢さー！食べて食べて！！おかわりもあるからね！｣
『うわぁぁ！！いっただっきまーす！』
｢表情と声の変わりようがやべェな...｣
｢ふふふっ、2人もやっとお付き合いを始めたのねっ！｣
『ブフォっ...そういうことではない！』
｢こいつの気持ちがよくわかんねェ...｣
『そう！そこで蜜璃ちゃんに相談に来たのですよ！』

うんうん、蜜璃ちゃん、ものすごく可愛いよその笑顔。
私の嫁にしたいけどどこぞの蛇に睨まれるからさ。うん。怖いんだよね。

｢Aちゃんさっき確認したじゃないの！！Aちゃんは不死川さんのこと気になってるんでしょ？｣
『ﾌﾞﾌｯ直球！！直球すぎん！？けどよく分からんのよもうねぇ...うん。ついかっこいいって叫んじまったのよさっき。んで目合わせられんくてさそれであとなんか不死川に顔赤いって言われてさ？見られたくなくなったんよ！』
｢Aちゃん！！おめでとう！完全に恋よ！！それは完全に恋よ！｣

え、早くない？結論出すの早くないですか！？
...ってか何この恥ずかしさ？
恋って恥ずかしくなるの？

って不死川机に突っ伏してるぞ！？なになに！？

『不死川！？大丈夫！？え！？』
｢おめェらのせいだァ！！｣
『なんでええ！？』
｢Aちゃん！大丈夫！！不死川さんは照れてるのよ！きゃー！照れてる不死川さんかわいいわ！！｣
｢照れてねェ！かわいい言うなァ！！｣
『ちょ、不死川照れてやんのー！ウケるー！』
｢Aぶっ殺すぞォ！｣
『こっわ！』
｢きゃー！！お似合いねー！！｣
｢『どこが！？』｣

｢...じゃあよォA、俺と付き合ってくれるかァ？｣
『...付き合うって結局なに？』

｢｢そこから！？｣｣

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