求婚鬼ごっこ【柱】

鬼ごっこ終了の音 ページ38

『付き合うとかよく言うけどさー。結局なに？』
｢結婚を前提にする関係よ！！何するかはその人達によって違うんじゃないかしら！｣
｢2人で支え合うんじゃねェか？｣
『け...結婚...』

前まで結婚という単語が嫌だったのに
今はすんなりと受け入れられてます
あら不思議！

｢とにかく！2人の愛を深め合うのよ！！｣
『...愛......
...よく分からんけど不死川がそうしたいんならいいんじゃね？』
｢違うわ！Aちゃん！！2人の同意の上よ！！Aちゃんがそうなりたいかっていう気持ちも必要よ！！｣
｢...まァ1つ簡単な質問だァ。
Aは俺と一緒にいたいかァ？｣
『なっ、...その質問恥ずかしいんですが！？』
｢分かってらァ！俺は一緒に居てェ。Aはどうだァ？｣

わぁ、蜜璃ちゃんめちゃくちゃ目を輝かせて見てますよ。

一緒にいたいか......

｢俺が死ぬのが怖いとかは無しだァ。俺は簡単には死なねェ。少なくともお前よりはなァ｣

うん。不死川は柱の中でも上位層だ。
簡単に死ぬということはないだろう。。
つーか死なれたら困る

不死川と一緒にいたら確かに楽しい。
さっき、幸せって思ってしまった

あんなに独り身がいいと言ってたけど
不思議と馬鹿らしく思えてきた。

『一緒にいたい......かもしれない...』

『不死川、私なんかでいいの？女の子らしくもない。どこまでもうるさいし口悪い。酷いことだってたくさん言うと思うし迷惑かける。心配かける。』
｢もちろんだァ。そんなん全部覚悟の上だァ｣

あの時みたいになれるかな。
家族でいて、幸せだった気持ちになれるかな

｢きゃー！！めでたいわ！！みんな呼んでお祝いしましょ！！｣
『えっ、まてまて！！！みんな呼んだらやばいよ！？私みんなに追っかけられてたんだけど！？求婚迫られて追っかけられて独り身がいいって叫んでたんだけど！？』
｢ごめんなさい！！もう呼んじゃったわ！！｣
『はぁぁぁぁ！？まってええ！ええ、死ぬ気がする。私死ぬ気がする！！不死川！すまん早速だけど置いて逝くかもしれん！！』
｢んなわけねェだろ！落ち着けェ！｣
『やぁぁだぁぁぁぁ！！死ぬううう！死にたくなァァァい！』
｢んな軽く死なねェだろ！安心しろォ！｣
『ころされる！！！』
｢んなの俺が守ってやらァ！！｣
『ぎええええええええ！』
｢うるせェ！！守ってやるって言ってんだァ！そんな叫ぶなァ！！｣

どうしてこうなった→←気づいた！

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