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「何ですか ?」

「俺のも買ってこい。コーヒーでブラックな ?」

「何で、私が花宮さんのまで買ってこないといけないんですか ?」

「いいから、買ってこい」


花宮さんの声が1トーン低くなったので、私は背中がゾクッとした。


「分かりましたよ」


ダルそうに了承し、花宮さんからお金を貰い、私はレジに向かった。



「はい、お待たせしました。にしても、花宮さんってまだ中学生なのにブラックコーヒーが飲めるなんて、大人ですね。私は苦いのとか無理なんですよ」

「フハッ、お前らがお子様なんだよ」


私と祥吾はこの言葉に腹立たしい気持ちになる。だから、私は生意気に挑発しながら話を進める。


「私たちはまだお子様なので、ブラックコーヒーのような苦いものなんて飲めるわけないじゃないですか ?」

「何、認めてんだよ」

「もう、いいです。帰らせていただきます」

「おい、待て」


花宮さんが私の腕を掴んできた。


「まだ、何か ?……メモですか ?」

「俺の連絡先だ」

「何で、教えてくれるんですか ?」

「お前のこと、気に入ったからな」


私は目を丸くして、しばらくかたまっていた。


「ほら、行くぞー」


と祥吾に腕を引かれ、私たちは花宮さんと別れた。

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カトリーナ(プロフ) - りかさん» ありがとうございます。この続きを書くかは考え中です。書くとしたら、高校生活の話ですかね。 (2016年5月6日 6時) (レス) id: 29fc5c1399 (このIDを非表示/違反報告)
りか - 面白かったです。できれば、この続きを書いて欲しいです。これからも更新頑張って下さい。 (2016年5月6日 1時) (レス) id: 260e1eb082 (このIDを非表示/違反報告)
紫音*(プロフ) - みみずくへっどさん» ありがとうございます。みみずくへっどさんがもっと灰崎君が好きになるように頑張ります! (2015年12月13日 14時) (レス) id: 29fc5c1399 (このIDを非表示/違反報告)
みみずくへっど - 灰崎くん大好きです!この作品みて、いっつもにやにやしてます!これからも頑張ってください! (2015年12月13日 13時) (レス) id: f751c0a108 (このIDを非表示/違反報告)
紫音*(プロフ) - ⊃ Hana.**⊂さん» そう言ってもらえると嬉しいです。皆さんに満足していただけるように灰崎君をもっと輝かせます← (2015年12月12日 9時) (レス) id: 29fc5c1399 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カトリーナ | 作成日時:2015年12月4日 16時

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