自ラノカチ（第74話） ページ3
ナオ｢そんな…｣
ギン・カンナ｢………｣3人は顔を青ざめた。
レコ｢ふざけんなテメー！！ちょっとは力があるからって選ばれねーとでも思ってんのかよ！！｣
Qタロウ｢ならオレに投票すればいいがや!!｣
レコ｢なっ…！｣
Qタロウ｢オレが不必要ってんなら、しっかり自分の意志でオレを殺せよ、レコ!!それが覚悟ってもんだろ!!｣
レコ｢…。ナオ、カンナ、ギン！言え！自分の言葉で…お前達の価値を証明するんだ!!｣
ナオ｢…私は…私は!!｣ナオは声を張り上げた。
ナオ｢ちゃんと探索しました！！ちゃんと見つけたんです!!色々…！｣
ギン｢………｣
Qタロウ｢ギン…！黙ってちゃ終わるんだぞ!!まさか…死んでもいいなんて考えてるヤツはいねえよな!?｣
カンナ｢か、カンナは…｣
カンナも何か発言しようとした時、
ソウ｢………｣
カンナ｢……っ！｣
ソウがじっとカンナを見つめ、発言を遮った。
A｢…ソウさん。何かカンナちゃんに言いたい事があるんですか？｣
ソウ｢えっ…？ボクが？｣
A｢黙って見つめても本人が怖がるだけですよ。言いたい事はしっかり言ってください｣
ソウ｢… あぁゴメン。何て言うのか気になっただけだよ｣そう言って、ソウは目を逸らした。
カンナ｢……｣
A｢…どうしたの？怯えてるの？｣
カンナ｢いや…。…カンナは…カンナ…は…、
もう…どうだっていいんです｣
A｢カンナ…ちゃん？｣
カンナ｢…別に…選ばれたっていいです…｣
Qタロウ｢な…にぃぃぃ！？｣
カンナ｢もういいんです…カンナはもう…
お姉ちゃんの所に、行きたい…｣
カンナの声は次第に弱々しくなった。
レコ｢バカな事言うな！カンナ!!｣
カンナ｢もう、疲れました…｣
Qタロウ｢ふざけんが!!こんな…何も言わず、死を望むだと！？｣
カイ｢待ってください｣カイが口を挟んできた。
カイ｢カンナさん。それは本心ですか？それとも演技ですか？｣
カンナ｢カンナはもう何も言いません…。好きにしてください…｣
カイ｢…。困りましたね…カンナさんは『身代』を引いてしまったのかもしれません｣
ジョー｢身代!?｣
カズキ｢選ばれないと生き残れない身代…。だから一芝居打ってる、ってことですか？｣
カイ｢えぇ。でなければ、こんなウソを付くはずがありません｣
ケイジ｢だが、本気で死にたいと考えるには十分な動機がある…｣
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年6月3日 23時) (
レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
ルーティーヌ(プロフ) - 嬉しいです〜！すごく励みになります！ホントに不定期になりますが、必ずやこの作品を書き上げますので、気長にお楽しみください〜(^-^) (2020年7月11日 11時) (レス) id: 24272f1f3f (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 面白いです！作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね！ (2020年7月9日 20時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
ルーティーヌ(プロフ) - あ、すみません！たった今外しました！ご指摘ありがとうございます。 (2020年5月30日 15時) (レス) id: 24272f1f3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルーティーヌ | 作成日時：2020年5月30日 12時
