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『ふぅ……』
その後無事に2人の傷を癒し終わってから、最後にそらるさんの元へと向かう。うらたんと奴らの戦闘が激化してきたので、癒した3人の身体は少し離れた大きな木の下に移動させてバリアシールドを張っておいた。これで多少の攻撃は防げると思う。
『……そらるさん』
「……、A？」
意識が、ある。
改めて生徒会長と呼ばれたそらるさんの凄さを思い知った。かなり弱ってはいるが。
しかし、苦しそうに息を吸う彼を見ると……どう考えても、さっき気を失った時よりも悪化しているようにしか思えなかった。
『ごめん、なさい』
そらるさんの紋章を知らなかったとはいえ、結果的に彼を苦しめたのは私だ。
……この謝罪は怯えて勇気の無い、弱い私としてのせめてもの謝罪。
まふくんの作った
「……それ以上、あやまったら怒る、よ」
『……でも、！』
怒られてでも、私は……
そう言おうとするより早く、そらるさんが口を開いて。
「A、」
『……はい』
出てきた言葉は、いつになく優しい私の名を呼ぶ声。
「……ありがとう」
あろう事か、彼は私に礼を言った。
『え、？』
「そし、たら俺だって悪いじゃん。教えなかっ、たんだか、ら…」
苦しそうなのに微笑んでる。
言葉のほとんどが彼の吐息だけど、不思議な程にハッキリと聞き取れた。
「Aがいなかったら……俺、今、頃保健室だよ…？」
『……』
何かを喋ろうとして、言おうとして、でも喉には何の言葉も通らなかった。ただただ、そらるさんを見つめた私。
責められるとばかり思っていたのに……
…………昔は、何をするにしても私のせいだったのに
「……A。俺、自分の紋章、嫌い……だよ
Aも、でしょ……？」
そこまで話してから、彼ははっと息を呑んで目を見開いた。
「！Aっ！！」
■「お喋リハ終わリだ……小娘」
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キツネ(プロフ) - や、ヤバい。しらす(。∀ °)で話が何も入ってこねぇ！ていうかそこで爆笑したw (2019年5月12日 23時) (
レス) id: f12a239c64 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 赤りんごさん» そう言っていただけて嬉しいです！移行したパート3の方もよろしくお願い致します！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
赤りんご(プロフ) - ばけモノ。さん» いやいや、全然大丈夫です！この小説大好きです！更新楽しみにしてます！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: d52f074cb8 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 倖穂さん» 可愛いイラストをありがとうございました！まだ1話しかないですが移行致しましたのでそちらの方もよろしくお願いしますね！(´∀｀) (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 赤りんごさん» 凄く嬉しいです！とても可愛いイラストをありがとうございましたぁぁ！！文字数の関係で本作には感想を書けませんでした、…すみません……。 (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばけモノ。 x他1人 | 作成日時：2018年7月19日 23時
