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side…A
「A、見ろよこれ！ほら、前武器壊れたって言ってたろ？作ってもらったんだ！」
『武器……？駄目だよ、ちゃんとした武器は。木の枝でじゅーぶん！』
「木の枝じゃあAの魔力にも威力にも耐えられねぇっつうのっ！
…………別に、
その戦闘力を戦うことに使って欲しいから渡してんじゃない。
……戦えるなら、守ることだって出来る。
"もしも"のことがいつあるか分かんねーし、だから、護身用でいい……持ってて欲しい」
______
____
__
『……んぅ、？』
さっきとは違う、明るい視界。
立派な天井、ふかふかなベッドと…………
「あ……はよー、大丈夫か？」
「え？そらるさん、何言って、え？？……あ！Aさん！！」
「おおお！！起きたんかー！」
「……え、お、おはよう！！大丈夫なの！？」
「Aだ、はよー」
そらるさん、まふくん、坂田さん、天月さん、うらたん……基生徒会役員の皆さん。
『え？あの、此処は？わ、わたし……？』
状況を理解出来ない頭で声を掛けてみる。すると直ぐに返してくれたのは、一番近くにしたうらたんだった。
「此処は保健室。A、お前頭抑えてて俺らが近寄った途端にぶっ倒れたんだよ」
『た、倒れたぁ？私が、ですか……？』
「うん！！もう、僕ら心配したんだよ？」
『す、すみません……』
頭を抑えてた……？私、頭痛かったのかな
曖昧な記憶を思い返しては頭を捻る私を見てか、坂田さんが「そう言えばさ！」と話題を変えて私のいるベッドに両手を置き、ずいっと顔を寄せてきた。おお、なんだなんだ
「学園祭2日目！最終日！最後の最後に花火やるやん？」
その場の空気を一転させるように、ベッドに両手を置いたままぴょんぴょん飛び跳ねてはバシバシベッドを叩く。その際にスプリングがギシ、と悲鳴を上げた。
『は、はい、確かそういう予定でしたね』
「それって、花火製作してくれんの3組やんな？」
『はい、そうだったと思…』
頷いた途端に、私の右手を坂田さんの両手でガッチリ握られた。そりゃあもう痛いくらいに。
「じゃー行こか！今すぐ行こう！！」
そして、キラッキラ__いや、ギランギランの目で訴えてきたけど……なんか、なんかね。坂田さんが犬に見えてきた……
『…………え？』
「だぁーかぁーら！センラんとこ、俺と一緒行こ！！」
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キツネ(プロフ) - や、ヤバい。しらす(。∀ °)で話が何も入ってこねぇ！ていうかそこで爆笑したw (2019年5月12日 23時) (
レス) id: f12a239c64 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 赤りんごさん» そう言っていただけて嬉しいです！移行したパート3の方もよろしくお願い致します！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
赤りんご(プロフ) - ばけモノ。さん» いやいや、全然大丈夫です！この小説大好きです！更新楽しみにしてます！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: d52f074cb8 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 倖穂さん» 可愛いイラストをありがとうございました！まだ1話しかないですが移行致しましたのでそちらの方もよろしくお願いしますね！(´∀｀) (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
ばけモノ。(プロフ) - 赤りんごさん» 凄く嬉しいです！とても可愛いイラストをありがとうございましたぁぁ！！文字数の関係で本作には感想を書けませんでした、…すみません……。 (2018年8月27日 21時) (レス) id: edcac17eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばけモノ。 x他1人 | 作成日時：2018年7月19日 23時
