【黒バス】女子力ない？まな板？勝手に言ってろ アホ

48話 ページ21

Seijuro A side









今日はAの様子が可笑しかった









体調でも悪いのだろうか……









｢はぁ………まったく｣








自分でもわかっている






美人でも可愛くもない



がさつで口が悪い




本当にこいつは女なのだろうかと思ってしまう……









俺のタイプでもない









なのに…………









｢どうして 好きになってしまったのだろうか……｣









自分でもわからない








気づいたらあいつに刺のある言葉を吐いている









｢…………まるで小学生みたいだな｣








思わず乾いた声がこぼれる







俺はとんでもない奴に恋をしたのかもしれない









……俺の足は教室に向かっていた









｢…………まったく｣









二度目のため息









Aは両腕に顔を埋めすやすやと眠っていた









部活だというのに……









でも よく考えれば俺が無理やり入部させたようなものだ









なのにお前は 退部をせず文句を言いながらも仕事をきちんとやってくれた









俺はAの頭に自分の手を置いた









そして 優しく そっと撫でる






｢……いつもごめん｣









｢…………ありがとう｣









直接言えなくてごめん









＿＿＿＿＿＿＿＿＿



赤司の中学時代とか可愛いよね





ほんと可愛い









もっと 甘えていいんだよ(((((

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