第五話:シンクロ値 ページ7
『イノセンスとは全知全能の力なり』
『また一つ我らは神を手に入れた…』
コム「あの方々が大元帥様達だよ
さぁ、君の価値をあの方々に見せるんだ」
そういうと白い手が伸びてAの体に巻きつき、体を持ち上げられる
それを予想していたかのようにAは冷静だった
あ「…貴方がヘブラスカさん…?」
師匠から一度聞いた気がする
教団に入団するエクソシストはシンクロ値を測ってもらわなければいけないらしい、と
ヘブ「あぁ…お前がA・マリアン…だな…
よろ…しく…な
少し、じっとして…いろ
すぐ、すむ…」
キィィィン
体の中がざわざわしている感じに襲われる
ヘブ「…15%…30%…67%…70%…
87%…
装備型の…シンクロ値は…87%だ…
寄生型も…測るぞ…
13%…34%…69%…78%…80%
寄生型は80…のよう…だな」
ストッ
ゆっくり私を降ろしてくれた
寄生型が低いのはあまり使わない影響なのか…
ヘブ「…A・マリアン…
来るべき…暗黒の世界にて…時の破壊者を光へ導く道標となるだろう…
私には…そう感じられた…」
コム「A君すごいじゃないか〜!
二つもイノセンスを持っているうえにこの予言も…
ヘブラスカの予言はよく当たるんだよ!
いや、A君には期待できそうだね」
パチパチ手を叩きながら話すコムイ
その一方でAは混乱していた
あ「…私が誰かの道標…?
《__そう、お前は道標____》
っ!?」
自分の声とよく似た声が聞こえる
頭の中に響くように
コム「…Aくん?
え''ぇ!?」
ばたり、と力無くその場に倒れるはA
その額には大粒の汗
息は荒く、苦しそうに悶え始める
コムイはこの現象を知っていた
コム(きっと、Aくんの持っているイノセンスが起こしたものだ…
治癒の力は、傷を癒すことはできてもその適合者に反動となって還ってくる
この現象はクロスの手紙に書かれていたこと通りだ…
二つもイノセンスを持つ体の代償でもあるのかもしれないけど今わかることじゃない)
先程の神田からの攻撃を受け癒したものの反動だろうと推測したコムイはすぐ人を呼び、
Aを医務室に運ばせた
コム(時の破壊者の道標、か…
果たしてこの予言は教団の光となるか闇になるか…)
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ゆきな(プロフ) - ア、アレーン!助けてー!夢主がっ!!…これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年10月18日 8時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
雛姫@アレン・ウォーカー - イケメン…!!更新頑張って下さい!! (2016年9月29日 15時) (レス) id: b27e65de08 (このIDを非表示/違反報告)
トロピカルミックス100(プロフ) - 憐擧さん» ありがとうございます!更新頑張りますね… (2016年8月18日 11時) (レス) id: 6bb9482c86 (このIDを非表示/違反報告)
憐擧 - アレン君がイケメソすぎる・・・更新待ってますね! (2016年8月9日 21時) (レス) id: bf8b5df6a4 (このIDを非表示/違反報告)
トロピカルミックス100(プロフ) - ネアレ殿さん» 初めまして!読んでくださってありがとうございます…!15番目というのがかぶってしまってまして申し訳ない…お気を悪くされないと良いのですが…(´・ω・`) (2016年7月31日 1時) (レス) id: 86c7b0e7e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トロピカルミックス100 | 作成日時:2016年7月19日 23時