第十七話:私の中 ページ19
あ「う…
やっぱり、前より傷の治りが遅い…」
私は壁にズルズルと肩を預けながら大きな打撃音がする方向に向かっていた
でももしかするとまずいかもしれない…
このままアレン達と合流できればいいが、その前に気を失ってしまう可能性が出てきた
あ「なんで…っ
これも私の中の…」
ギュッと手を握り締めた時
『エクソシストみ〜いつけた♡』
バッ
あ「こんな時に…!
《feather of saient》!
《聖歌》!!」
私の寄生型イノセンスである翼から放たれる白い刃は聖者の歌の力が込められ強化される
あ「さすがにこれで…!」
アクマは崩れ落ちたかに見えた
『あはは ふふふ あはははは!!
ザンネンでしたぁー♡
本物はコッチだよ!!!』
振り向いた瞬間
あ「あぐっ…!!」
足を深く切りつけられる
あ「そ、れは…アレンの…」
なぜかそのアクマはアレンのイノセンスの腕とソックリの腕を持っている
左右反対だがそっくりだった
『あははハハ!!
私の能力はコピー!♡
お仲間の腕で殺られる気分はどう?
ま、どうでもいいけど!!
さっさと死んじゃえ!!』
更に腹部も切りつけられ、頭が徐々に白くなる
あ「さいっあく…
アレン…神、田…ごめ、ん…」
バタッ
そのまま私の意識は遠くなっていった
?《…少し借りるよ》
あ(…誰…な、の…
も、う…だ、メ…)
?「いまはゆっくりおやすみ…」
突如Aの髪の色が黒に変わる
目の色も同じ色に変わり肌の色も褐色に変わる
シュウゥゥゥ…
小さな音をたて、Aが負った傷が跡形も無く消えた
『…あ?…ノ…ア…サマ…?』
そして突然アクマは涙を流す
?「どうせアクマを通して聞こえるだろう
帰ってきたよ
お前等二人を止めるために。
だからこの子には手を出すな」
スウッ
?「時間だ
また会おう…」
パタリ倒れ伏したAはなにもかも元通り髪の色も目の色も肌も元に戻っていた
アクマはAを持ち上げ抱える
ノア、という存在が
アクマのメモリーに叩き込まれたその記憶が起こした行動なのだろう
そして残りのエクソシストを探し出し、
そして殺すという存在理由の元
動いていった
_______________________
Aちゃんつかまったー!
まずいーーー
アレンーーー神田ーーーーー
取り戻せ〜!!
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ゆきな(プロフ) - ア、アレーン!助けてー!夢主がっ!!…これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年10月18日 8時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
雛姫@アレン・ウォーカー - イケメン…!!更新頑張って下さい!! (2016年9月29日 15時) (レス) id: b27e65de08 (このIDを非表示/違反報告)
トロピカルミックス100(プロフ) - 憐擧さん» ありがとうございます!更新頑張りますね… (2016年8月18日 11時) (レス) id: 6bb9482c86 (このIDを非表示/違反報告)
憐擧 - アレン君がイケメソすぎる・・・更新待ってますね! (2016年8月9日 21時) (レス) id: bf8b5df6a4 (このIDを非表示/違反報告)
トロピカルミックス100(プロフ) - ネアレ殿さん» 初めまして!読んでくださってありがとうございます…!15番目というのがかぶってしまってまして申し訳ない…お気を悪くされないと良いのですが…(´・ω・`) (2016年7月31日 1時) (レス) id: 86c7b0e7e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トロピカルミックス100 | 作成日時:2016年7月19日 23時