〈Dグレ〉存在しないはずの”１５番目”

第十五話:土翁と空夜のアリア ページ17

あ「急いで！汽車が行っちゃう！」


アレ「ひとつわからないことがあるんですけど！」


神「その前に汽車だ！！」



ガタゴト



トマ「お急ぎください
汽車がまいりました」



アレ「でえぇっこれに乗るんですか！？」



バッ


ダン！！！！



アレ「飛び乗り乗車…」



トマ「いつものことでございます」


あ「ありがと神田〜」


神「いい加減飛び乗り乗車で引っ付くのヤメロ」


だって飛び降りだよ？
怖いよね、普通に
だから汽車の時は大抵神田の背中に引っ付いて飛び降りて神田が受け止めます


アレ「なっ…

ちょっとA！次からは僕に引っ付いていいですから！」


神「はっモヤシがんなことできるのか？」


アレ「僕はアレンです！！」


あ「あ〜〜二人とも早く入らないとトンネルが…
首吹っ飛ばされるよ〜〜」


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「困りますお客様 ！

ここは上級車両で一般車両は…

てゆいうかそんな所から…」



トマ「黒の教団です

一室用意してください」



「黒の教団…！？

かしこまりました！」



アレ「なんです今の？」



あ「私たちのコートにあるローズクロスのお陰だよ

それはねヴァチカンの名においてあらゆる所の入場が認められてる
言わば、これがエクソシストの証となるの」



アレ「へえ…」



トマ「ところで私は今回マテールまでお供するファインダーのトマです
ヨロシクお願いいたします」



あ「よろしくですトマ」


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アレ「で、さっきの質問なんですけど…

何でこの奇怪伝説とイノセンスが関係あるんですか？」



私はアレンの横に座りながらうつらうつら…
眠い…



神「チッ

イノセンスってのは大洪水(ノア)から現代に至るまでの間に様々な状態に変化している場合(ケース)が多いんだ

最初は地下海底に沈んでたんだろうが…」




アレ(舌打ちした…)



あ「その結晶(いし)の力が導くのか人間に発見されて色んな姿形になって存在していることがあるの

だから奇怪あるところにイノセンスあり、と言われる

教団はそこを虱潰しに探して可能性が高いって判断したら私達を回すんだよ」


神「寝てるんじゃねーのかよ」


あ「資料読んでたら眠くなくなった

今回のこのイノセンスかもしれないっていうマテールの亡霊は…」



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おさぼりすみマセン…
帰ってくるとすぐ寝てしまうのです…！
見てないうちにお気に入りすごいですね
みなさんありがとうございます！

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