第46話 ページ46
「「『ジャパンアイドルフェス!?』」」
「うん【今ガチ】でお世話になったプロデューサーがコネあって······興味があるならねじ込んでくれるって······」
今ガチでお世話になったプロデューサーって···鏑木プロデューサーかぁ···。
「有望な投資対象」とかって思ってんだろうなぁ。
「私達みたいな新参者がいきなりそんな大きなステージ······」
「やろやろやろやろ！ＪＩＦだよ、ＪＩＦ！新生【B小町】の初ライブがそんな大きなステージで出来るなんてすごくない!?」
確かに、普通のグループが何年も必死に活動して、やっと立てる舞台で初ライブが出来るなんて凄いなんてもんじゃない。
『やらない手はなくない？』
尻込みするかなちゃんをみんなで説得し、ＪＩＦに出演することが決まったが···
『新生【B小町】のセンター、誰にするの？』
「それってそんなに大事？別に誰でも良くない？」
「「大事だから！センターってのはアイドルの花形！歌って踊れて可愛い子が立つグループの顔！1番大事なポジションなんだから！ねーっっ♡」」
そう言って、姉ちゃんとMEMちゃんが抱きしめ合う。
···ドルオタ同士、気が会うんだろうなぁ。
「で···やりたい人はいるの？」
「べっ······別にやりたい訳じゃないけど······皆がどうしてもって言うなら······」
「やっぱりここは年の功なのかなぁ」
「やりたくないけど私の人生経験がグループをひとつに······」
「『どっちもめちゃくちゃやりたそうな顔してる』わよ」
「やっぱりここは踊りの上手い私じゃない？」
「いやいやメディア慣れしてて経験豊富な私こそ！」
『···それを言ったら、姉ちゃんはオンチだし、MEMちゃんよりかなちゃんの方が経験豊富だよ？···カラオケの点数で決めたらいいんじゃない？みんなで行ってさ』
「私はパス」
「私をセンターになんかしたらこのグループ人気出なくなるわよ？」
少しずつ部屋の空気が悪くなる。
かなちゃん、最近卑屈だなぁ。
『···ちなみに、俺はかなちゃんセンターが良いと思う』
「トワ、私の話聞いてた？私みたいな面倒で捻くれた女じゃなくて素直で可愛い子の方が人から好かれるのよ」
『それでも···俺は、かなちゃんが好きだよ？』
「は、」
『ずっと前からかなちゃんこと尊敬してて見てきたし、Fool moon···!とかさわやかサテライトとか今もずっと聞いてるよ？』
「···本当？」
『うん、嘘つかないよ』
「カラオケ、私も行く」
『!!やった···』
続く
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名無し81795号(プロフ) - 黒子も推しの子も好きなのでめちゃくちゃ面白いです‼️ (1月10日 12時) (
レス) id: ee075f74a4 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 好き！！！！続きを待ってます！！！！！ (1月7日 13時) (レス) @page44 id: 9c60d68ce5 (このIDを非表示/違反報告)
アムス - 遂に、推しの子と黒バスがクロスオーバー°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°楽しみにしています！！ (6月26日 21時) (レス) @page2 id: 9e21e9a7d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うよ | 作成日時：2023年6月26日 19時
