キセリョはアイの子!![黒バス][推しの子]

第20話 ページ21

今日は、初めて１軍の練習に参加した。
やっぱり、2軍とは格が違かった。
···入部して良かったって思えた。


でも、部活中ボッチなのキツイ···!
なんなら、帰りも1人だ···。
今も1人でトボトボ帰ってるもん!!
１軍に紫原くんいるけど、仲が良い訳じゃないし···。
教育係の黒子くんは···話しかけずらいというか、
どこにいるのかサッパリ分かんなくて、話しかけられない!!


···これから先、芸能人として生きていく上でいろんな人に出会う。
もしかしたら、黒子くんみたいな人とだって会うかもしれない。
だから今のうちに、影の薄くて姿が見えない人に慣れておこう。


···失礼なことを言っちゃってる気がする。


それにしても、黒子くんなぁ···。
なんであの子、１軍のメンバーになれたんだろう？
今日の練習見てる限り、ゴールに1回もボール入ってなかったし···。
レイアップで、しかもフリーの状態でゴールを外してたし···。


···基本がダメダメってことは、何かに特化したプレイヤーなのかも。
黒子くんがバスケで特化できそうなのは···影の薄さを利用した、


『···パスかなぁ？』
「何がパスなんだぁ？」


え？


『うわぁぁぁぁ』
「うぉ、なんだよ？急に大声出して」


ガングロくんが目の前にいた!!
びっくりした!!
マジでびっくりした!!


『考え事してて気づかなくて、びっくりしたっス!!』
『というかどうしたんスか？紫原くんに黒子くん、ガン···青峰くん揃って』


あっぶねぇ!!
ガングロくんとか本人に言うとこだったぁ!!


「黄瀬!１軍昇格お祝い会すっぞぉ!」
『えぇ？』
「行くぞお前らぁ!」
「「おー」」


行くって言ってないのにぃ!!

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