第19話 ページ20
母さんから出された条件を飲み、俺はバスケ部に入部した。
今日でバスケ部に入部して、2週間になる。
今は2軍で練習してるけど、2軍の練習にも慣れてきちゃって、物足りない感じがする···。
そんなことをぼーっと考えながら、体育館のモップがけをしていると、目の前に人が現れた。
「2年の星野
申し訳ないけど、黄瀬涼太のイメージを守るために、星野呼びはやめて欲しいんだよなぁ。
『そうッスけど···黄瀬涼太って呼んでもらえないスか？』
「···わかりました、マネージャーの桃井さつきです」
「黄瀬君、今日から第1体育館で1軍の練習と合流してください」
『!!はいっス』
俺もやっと1軍入りだぁ!!
「すっげぇ、昇格テスト受けずに1軍合流かよ！」
「黄瀬の奴、バスケ部に入ってまだ2週間だぞ!?」
コピー能力のおかげで、二軍のレベルには簡単に付いて行けた。
1軍はどうかな···？
１軍の体育館に着くと、すぐにガングロくんを見つけた。
やっぱり、コピー出来そうにないんだよなぁ。
「さつきィ、なんで黄瀬と一緒なんだぁ？」
「黄瀬君、今日から１軍なの」
「へー、始めたばっかなのにすげぇなぁ」
すげぇのはガングロくん、君だよ···？
会って2回目で呼び捨てされるなんて、初めてだよ!!
「青峰君、テツ君知らない？」
「知らねぇ」
···ガングロくん、青峰って言うんだ。
「困ったなぁ、黄瀬君の教育係テツ君なのに」
『教育係っスか？』
「うん、先輩がね、黄瀬君は2年だけど途中入部だから、1年生と同じように雑務もさせろって···だから教育係を付けることになったんだけどぉ···」
『それがテツくんって人スか？』
「呼びましたか？」
？？？
声がしたのに、どこにも人が居ないんだけど···。
空耳？
あれ？目の前に人がい···る？
『うわぁぁぁぁぁ!!』
誰？この子!!誰なの！？
「あ、テツ君！」
「あのね、彼が昨日話した星野···じゃなくて黄瀬君」
「どうも、黒子テツヤです」
深々とお辞儀をしている黒子くん···。
この子が俺の教育係なんだ。
···失礼だけど、影薄くない？
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名無し81795号(プロフ) - 黒子も推しの子も好きなのでめちゃくちゃ面白いです‼️ (1月10日 12時) (
レス) id: ee075f74a4 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 好き！！！！続きを待ってます！！！！！ (1月7日 13時) (レス) @page44 id: 9c60d68ce5 (このIDを非表示/違反報告)
アムス - 遂に、推しの子と黒バスがクロスオーバー°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°楽しみにしています！！ (6月26日 21時) (レス) @page2 id: 9e21e9a7d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うよ | 作成日時：2023年6月26日 19時
