#1 乗り遅れた恋心 ページ1
「アーヤ、学校辞めたんだ。秀明もね」
身動き、出来なかった
……………辞めた？何でだよ？
小説は、もういいのかよ
壁に、拳を叩きつける
「師匠の俺の面子は、どうなる…………」
どれだけ呼んでも、返事をしない
家に行ったって、何も出来ない
俺達の接点だった、“文芸部”
そのドアを開ければ、姿があるのが当たり前だった
たまに見せる笑顔も
からかった時に睨んでくる、怒った顔も
近づくと赤くなる、“女子”の顔も
全て、あるのが当たり前
俺は探偵チームとやらには入っていなかったが、あいつらに見せる顔を、
俺にも見せてくれる
結構な、優越感だった
だからだろうか
お前の口から、“砂原”と“彼”そして“告白”が、１本の線になり、
スルスルと出てくることに、苛立ちを覚えた
何度も
違う、あいつは弟子
何度も
あいつの恋路なんて、どーでもいいじゃん
何度も何度も何度も、自分に言い聞かせた言葉
認めるのが怖かった
だって認めたら、あいつに何するか…………………
……………ああ、もう
好きなんじゃん
誰よりも
まだ会って、そんな経ってないのに
何でこんなに、はまってるんだ
俺、こんな軽い奴だったか？
“悠飛”
「立花……………」
俺、待ってるから
いくらでも待つから
だから、また笑って、名前を呼んで
片手で顔をおおい、天を仰ぐ
何でいなくなった後に、認めちまうんだよ俺………………
気付くの、遅いんだよ………………
そう思いながら、あいつの顔を思い浮かべる
いつか会える
信じてる
いつかお前が、俺を信じてくれたように
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麻琴 - みなみさん» クールボーイの残りのメンバーは完全に私のオリジナルになってしまいますが、それでも良ければ、“もしも…………”の方で、書かせていただきます！ありがとうございました！！ (2019年12月29日 22時) (
レス) id: de2b146d81 (このIDを非表示/違反報告)
麻琴 - みなみさん» リクエスト頂いたので、なるたけ書いていきたいと思います。高校生KZの方に高宮さんを出すかは未定なのですが、“もしも…………”っていうお話わかりますか？私の2作目なのですが、そちらで書けたら書きたいです、 (2019年12月29日 22時) (レス) id: de2b146d81 (このIDを非表示/違反報告)
麻琴 - みなみさん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉をたくさん頂けて、とっても嬉しいです！裕樹さんカッコいいですよね！めっちゃ分かる！ちょっとシスコン気味な裕樹さんが、めちゃくちゃ好きで、書きたい衝動にかられるのです………… (2019年12月29日 22時) (レス) id: de2b146d81 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 出来れば、祐樹さんとクールボーイの皆さんが彩を取り囲んでわちゃわちゃするような話を書いてほしいです。 (2019年12月24日 20時) (レス) id: 6a44c88143 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 麻琴さんの小説、すっっごく面白いです！！それだけじゃなくて、なんか好みが自分と似ていて、立花家はこうであってほしいなあと思っていたことを書いてくれるので、見ていて楽しいです！私は原作の人たちのなかで、祐樹さんが一番好き。これからも応援しています！ (2019年12月24日 20時) (レス) id: 6a44c88143 (このIDを非表示/違反報告)
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