FIRST LOVE 2【笠松幸男】

第59話 ページ16

黄瀬said
笠松先輩を待ってる間みんなはバラバラと散っていた。



俺のせいで負けてしまった。



コツン



座っている俺に影で被さったのは美沙っちだった。
手には冷たいジュースを持ち、それを俺に渡してくれた。


黄「どうもッス」

美「アンタ、試合負けたの自分のせいだと思ってるでしょ？」

黄「!?」

美「顔に出てるよ」

黄「でも」

美「でもも、クソもない！みんなその気持ちな同じ。それをこれからどう行かせていくかが大切なんじゃない？」

黄「…そうッスよね！！ありがとうッス！」


立ち上がってお礼を言ったがバランスを崩して2人当時に草むらに落下する羽目に←


美「キャッ」

黄「美沙っち!!」


ガサッ



目を開ければ目の前に美沙っち。目が合う。長い時間が立つ感覚。実際はそれほど立っていない。




美沙っちが起き上がろうとする。俺は何故か腕を掴んでいた。そして



黄「美沙っち、好きッス」

美「!?」

黄「俺と付き合ってくださいッス」

美「それ本気なの？」

黄「本気ッス」

美「私は…」



戸惑いを見せる美沙っち。やっぱり無理なのかと思っていたその時。




美沙っちの顔が目の前に。そう、美沙っちからキスをしてきた。



美「す、好きだよ/////」

黄「よ、よろしくッス！！」



そして今度は俺から甘くて長いキスをした。

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