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28話 ページ29





地下2階だなんて情報になかった。

つまりどこかに隠れ道があるってこと。だがそんなの探していたら全てが手遅れだ。




『チッ…佐倉、あれを!!!!』



佐倉は箱からとある物を出し、Aの方に投げ渡した。

什造達は何をするのかと思い、少し離れた所に立ち止まった。

そして目を凝らし、彼女が手に持っているそれに驚いた。




髭「え、ええええ!?何でそんなもの持ってるんですか!?!?」




髭丸の声なんて耳に入らず、手に持っているそれの棒を外し、数十メートル先に投げた。

才子達が耳を塞ぐ。

瞬間、物凄い爆発音が轟き、煙の中から現れたのは大きな穴。





そう、彼女が持っていたのは手榴弾だった。




穴の下を覗くと、部下が言った通り地下2階の廊下が見えた。




『万一のためにね。』




Aはそう答え、部下を引き連れ飛び降りた。

え、聞いてたの?と髭丸はもはや顔が引きつっていた。

しかも喰種退治に万一に手榴弾ってなんだよ、っとその場にいる全員が思っていた。




鈴「(まったく、あんな危険なものを持つなんて、相変わらず無茶ばかりです……)」




什造は呆れながらもどこか楽しそうにしていた。

そして遅れを取らないよう半兵衛達を率いてAの後を続いた。

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めい(プロフ) - Reolさん» 読んでいただきありがとうございますっ!更新が先延ばしになってしまい申し訳ないです…汗。更新再開する時もまたどうか宜しくお願いします!m(*_ _)m (2020年11月9日 18時) (レス) id: d72df6db91 (このIDを非表示/違反報告)
Reol - めちゃめちゃ素敵な話です...こういう長編って苦手なんですが、面白すぎてスラスラ読めました!応援してます! (2020年10月23日 16時) (レス) id: 9bd448bba3 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - pookyさん» 読んでいただきありがとうございます!!嬉しいですっ、更新頑張ります!!(`・ω・´)ゝ (2020年10月6日 16時) (レス) id: d72df6db91 (このIDを非表示/違反報告)
pooky - 今まで、夢主に、冷たい態度を取る、什造を見たことないのでとても楽しく見せてもらっています!!更新頑張ってください!! (2020年10月5日 22時) (レス) id: 012e567f90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めい | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年9月9日 20時

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