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23話 ページ24

〜貴女side〜



気持ちを大切に、か……




『会いに行ってみようかな…なんてね。』



置いたペンを再び手に取り、書類を進めた。

今の独り言、同じ部屋で書類の手伝いをしてくれている馬場はきっと聞こえてたけど、何も言ってくれない所、彼なりの優しさなんだろうな。



什造と同じ、私もいい部下を持ったよ。




そんなことを考えていると、ドアからノックが聞こえた。

はい、と返事すると佐倉が入ってきた。



佐「失礼します。今から緊急会議を開かれるそうなので至急第1会議室へお願いします。」

『会議?わかった。』



少し急いで準備した。




『ごめん、書類代わりにやっててくれない?』

佐「はい。」



2人に書類をお願いし、急いで会議室に向かった。

にしても、突然どうしたんだろう。












会議室には1部の人しか集まっていなかった。

この前居なかった彼らも。



月「やあ、久しぶりだね、Aちゃん。」

万「久しぶりだな。」

『久しぶりだね、月山、万丈!』



隣の席に誘われたので、遠慮なくお邪魔した。

2人はこの前別の区に出張してたんだ。確か帰ってきたのが1週間前くらいかな?

周りを見ると、恐らく今回は主要メンバーだけ。



あれ、でも什造が「遅れました〜」



丸「やっと来たか。お前で最後だぞ。」

鈴「すみません〜、ささ!早く会議を始めましょう!」




相変わらずのマイペースさに丸手さんも郡達も頭を抱えた。

半兵衛から聞いた、元気がないってのも正直心配したけど、見た感じ大丈夫そうだね。

安心した。





丸「はぁ、では会議を始めよう。」



丸手さんの言葉に、その部下の1人が私たちに資料を配った。

なんだろうと思い、紙に印刷されている写真に目を向けた。





丸「喰種のオークションを発見した。まずは潜入捜査を行ってもらう。」






写真から目を離せない。

頭がガンガンして、話も上手く耳に入らない。




檻の中に閉じ込められている1人の少女。

その後ろにはざっと女性が並ばされており、写真の右から三番目の彼女はまさしく私のよく知っている人だった。






『…奏……?』

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めい(プロフ) - Reolさん» 読んでいただきありがとうございますっ!更新が先延ばしになってしまい申し訳ないです…汗。更新再開する時もまたどうか宜しくお願いします!m(*_ _)m (2020年11月9日 18時) (レス) id: d72df6db91 (このIDを非表示/違反報告)
Reol - めちゃめちゃ素敵な話です...こういう長編って苦手なんですが、面白すぎてスラスラ読めました!応援してます! (2020年10月23日 16時) (レス) id: 9bd448bba3 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - pookyさん» 読んでいただきありがとうございます!!嬉しいですっ、更新頑張ります!!(`・ω・´)ゝ (2020年10月6日 16時) (レス) id: d72df6db91 (このIDを非表示/違反報告)
pooky - 今まで、夢主に、冷たい態度を取る、什造を見たことないのでとても楽しく見せてもらっています!!更新頑張ってください!! (2020年10月5日 22時) (レス) id: 012e567f90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めい | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年9月9日 20時

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