14話 ページ15
〜董香side〜
久しぶりに天気が良いから一花を連れて散歩に出かけた。
一「ママ見てみて！お空が青いー！」
董「ｸｽｯ)そうだね。天気が良くて気持ちいいよ。」
近くにある大きな公園を通ると、一花と仲良くしてくれている喰種の子供たちが駆け寄ってきた。
「一花ちゃんと一花ちゃんのママだ！」
「一緒に遊ぼうよ、一花ちゃん！」
一「んーまた今度！今日はママとお散歩だから！」
一花がそう言うと子供たちは仕方ないと公園に戻った。
董「遊んできても良かったんだよ？」
一「ううん、大丈夫！ママとお散歩したい！」
董「ふふ、そう。嬉しいよ。」
娘は相変わらず素直で可愛い。
金木がいたら親バカしてたんだろうな。
一「あれ？ねぇ、ママ。」
董「ん？」
一「あれ……A姉ちゃん？？」
A？？
一花が見つめる方向を見ると、小柄な影が見えた。確かにあれはAかも。
あの子にも何だかんだ言って世話になってるし、一花にも優しくしてくれている。
そういえば最近忙しいのかあんまり来てくれないから全然会ってない。
一花もAに結構懐いてて、早く会いに行きたいのかうずうずしている。
そっちはまだ私たちに気づいてないようだ。Aの元へ歩きだそうとした瞬間
バタッ
董「……A？」
一「え、」
突然の事で固まってしまった。
でも直ぐに一花の手を引いてAの元に駆け寄った。
董「A！！おい、Aッ！！」
一「A姉ちゃんっ！！(涙目」
上半身を起こし、顔を見ると息が荒く体温も異常に熱い。
まさか熱？
手にはクインケ…任務か。
董「一花、とりあえず家に戻ろう。お姉ちゃんは体調が悪い。」
一「わ、わかった。お姉ちゃん、大丈夫……っ？」
董「ん、きっと大丈夫だよ。」
Aを横抱きで抱き上げ、一花と家に戻った。
こいつ、元々痩せているのに更に痩せてないか？
私はあまりにも軽すぎるAに不安を抱いた。
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めい(プロフ) - Reolさん» 読んでいただきありがとうございますっ！更新が先延ばしになってしまい申し訳ないです…汗。更新再開する時もまたどうか宜しくお願いします！m(*_ _)m (2020年11月9日 18時) (
レス) id: d72df6db91 (このIDを非表示/違反報告)
Reol - めちゃめちゃ素敵な話です...こういう長編って苦手なんですが、面白すぎてスラスラ読めました！応援してます！ (2020年10月23日 16時) (レス) id: 9bd448bba3 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - pookyさん» 読んでいただきありがとうございます！！嬉しいですっ、更新頑張ります！！(｀・ω・´)ゝ (2020年10月6日 16時) (レス) id: d72df6db91 (このIDを非表示/違反報告)
pooky - 今まで、夢主に、冷たい態度を取る、什造を見たことないのでとても楽しく見せてもらっています！！更新頑張ってください！！ (2020年10月5日 22時) (レス) id: 012e567f90 (このIDを非表示/違反報告)
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