アニメの知識しかねぇんだよなぁ！？【呪術廻戦】

逃げられない。 ページ29

そう思った私は回れ右をして来た道を走り出した。


否、走り出そうと思った。


？「どこに行くんだい？」


『はは、帰ろうかなー、みたいな？』


？「人を無視して帰ろうとするなんて失礼だと思わないかい？」


『思わないですね、はい』


そんなことより右腕が痛いです。


？「私は夏油傑。君、私の仲間にならないかい？」


『なりません』


夏油「来たる12月24日、我々は百鬼夜行を行う」


こいつ話聞かねぇな？


『私、呪詛師にはならないって言ってまーす』


夏油「新宿と京都に1,000体の呪いを放つ。私と一緒に猿を皆殺.しにしよう」


『いや話聞け？その耳は飾りか？私はやらねぇつってんだよ。お前の考え的に非術師がいなくなれば呪いがなくなってハッピーエンドだと思ってんだろうけど私の考えは違うからな？非術師がいなくなったって呪いはちょーっと減るだけでいなくなることねーから。絶対。もう片方の問題児の方がましな考えしてっから。てか特級のくせに呪詛師になってんじゃねーよって話だから』


非術師が憎いわけでも守りたいわけでもない。
けど守れる命があるなら守りたい。
私、常に矛盾ウーマンなので。


夏油「もう片方の問題児…悟のことかい？」


『そー。前々からあんたの話は聞いてる。悟くんにも硝子ちゃんにも。あんたが根っから悪いやつじゃないことも聞いてる。どうせ会う運命とかならあんたとは先生と生徒として出会いたかった』


もしげっとぅーが呪詛師じゃなかったらきっともう1人の兄になっていたかもしれない。
そっちの方が格段に幸せじゃん。


『今の私にはあんたを殺す能力も術も無い。だから取引といこう。あんたは私をここから逃がす。私は百鬼夜行の件について誰にも告げ口しない』


夏油「確信のない取引はしない主義でね」


『言わない。だって百鬼夜行で私があなたを殺.すから』


夏油「ふふっ、それは面白い。いいだろう。その取引に乗るよ」


『何が面白いんだよイケメン』


夏油「ふふっ、嬉しい言葉だね」


あーあ。ほんとにげっとぅーが呪詛師じゃない世界線がよかったな！！！


『じゃ、お暇させてもらいまーす。おつかれーした』

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逃げるが勝ち。を書いている間に24位になってました。

そしてこれ書いている間に19位、現在25位になりました。


あんびりーばぼー超えて無です。


もう嬉しい通り越して無です。


ここ数時間で何があった？

甘やかすな。→←逃げるが勝ち。

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