ravenclaw doesn't suit you. ページ8
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「カレデュラ･ベル！！」
急に呼ばれた自分の名前にびっくりしたが
深呼吸をして椅子へ座った。
前を向くとコソコソと話している生徒が沢山いた。
「ほぉ…君は……心優しく忠誠心がある、ならばハッフルパフにもなれるが勇気や決断力もあってグリフィンドールにも…そして臨機応変の能力がありスリザリンにもなれる。」
「…」
「だがレイブンクローには少しばかり合わないようだ……さて、どうしたものか…」
組み分け帽子が悩んでいるうちに緊張が解けてきたのか
私は組み分け帽子に語りかけた。
「(…組み分け帽子さん)」
「おぉ、なんだね？」
「(私、ジェームズやシリウスが居るグリフィンドールに入りたい…)」
「おぉ！そうかそうか、ならば…」
「グリフィンドーーーーール！！」
そう叫んだ途端、
グリフィンドールからは大きな歓声が聞こえてきた。
椅子から降りて
グリフィンドール寮の席へ着く。
私の前にジェームズ、私の隣にシリウス。
そしてジェームズの隣にはかわいい彼女が居た。
「ベル、凄く長かったじゃないか」
「え、そうなの？」
「あぁ、後ちょっとで5分ぐらいだったんじゃねぇか？」
「そうだったんだ…」
「そうだ！紹介するよ！僕の女神、リリーだ！」
ジェームズの隣を見ると少しムスッとした顔の彼女。
でも私と目が合った途端に彼女の顔は笑顔になった。
「まぁ！私、貴女とお友達になりたいと思っていたの！私はリリー･エバンズ、宜しくね！」
「うん！私はベル･カレデュラ、宜しくね」
「ぜひ、リリーって呼んで！私、貴女のことベルって呼ぶわ！」
「わかった！リリー！」
たくさんの豪華なご飯を食べていくうちに
リリーとはとても仲が良くなった。
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作者名：Johannes | 作成日時：2021年3月20日 23時
