検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:5,940 hit

その刀剣..... part2 ページ3

〜〜 馬小屋前 〜〜


大体の案内が終わった後

僕達は馬小屋の前に来ていた。

僕の知らない今日の朝のことなどを話し、今の話題は

『もし、歴史が変わってしまったらどうなってしまうのか』

と、言うもの
正直な話し僕には全く想像できない。

大和守さんも僕と同じ意見だ。


石切「私も最近ここに来たばかりだけど

確か、長谷部さんのあの話しは5回目だよ」


蒼「僕は今日は聞いていませんが、3回は聞きました(苦笑」


加州「俺は最初からいるからもう何十回も聞いたよ」


石切「我々がここにいる意味を肝に銘じなければいけないね」


石切兄様の言葉に僕が「はい」と返そうとしたとき

ちょうど前を横切っていた鯰尾さんが転けてしまい

「黒い何か」が僕達をめがけて飛んできた。

石切兄様は僕達を庇うように立ち飛んできた「黒い何か」を素手でキャッチした。


蒼「(さすが石切兄様!)鯰尾さん! 大丈夫ですか?」


僕は助け起こそうと鯰尾さんに近づいた。

すると何とも言えない独特の香りがした。


蒼「(この臭い…… もしかして.....;;)」


鯰「大丈夫ですよ! ありがとうございます」


石切「鯰尾さん、これは?」


そして鯰尾さんはにこやかな顔で


鯰「馬糞ですよ! うんがつきましたね!」


と、言った。



蒼「(ご愁傷様です、兄様.....;;)」


石切兄様が手を洗いに行ったあと

後ろから今剣兄様の声が聞こえた。

振り返るととても焦っているように見える。


蒼「今剣兄様? どうしたのですか?」


今「大変です! 大変ですよ!

時間遡行軍が潜入したみたいです!

池田屋に!!」


全「「!!」」


僕達は他の内番の人達も呼び今剣兄様に話しを聞いた。


蒼「今剣兄様、その話し本当なのですか!?」


今「はい、主さまの部屋を掃除していたら声が聞こえちゃったんです。」


陸「池田屋らぁ、今のわしらの力じゃ到底無理じゃ」


宗「ええ、よほどの訓練を積んでいないと.....」


鯰「敵は何が目的なんですか?」


加州「...... もしかしたら新撰組を討って池田屋事件をなきものにしようとしているのかも

それで倒幕派の計画がうまくいったら........」


陸「京都は火の海か」


獅「時間遡行軍の奴ら歴史をごろっと変えようとしてるな!」


そこまで話すと集合の鈴がなった。

僕達は急いで集合場所に向かった。

その刀剣..... part3→←その刀剣..... part1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鈴鬼姫 - 八多さん» はじめまして!コメントありがとうございます!とても嬉しいです!長谷部君の台詞の青江さんの名前の部分教えていただきありがとうございます!(^-^;無事直すことが出来ました!(^∇^)これからも楽しく面白く読んでいただけたら幸いです! (2020年5月1日 11時) (レス) id: 01782daae8 (このIDを非表示/違反報告)
八多 - はじめまして!楽しく読ませてもらってます!主さんとの会話内容が気になりますが想像して楽しんでます!あっ、あと最初の方のにっかり青江の「っ」と「か」の順番が逆になっていましたよ!更新頑張って下さい! (2019年3月16日 20時) (レス) id: a9b2d084a2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鈴鬼姫 | 作成日時:2017年7月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。