重い告白 ページ23
泉「じゃあ、俺のお願い二つ聞いてもらえる？」
『はい！』
泉「一つ目は俺のことは名前で呼んで」
『そんなことでいいんですか？』
泉「そんなことがいいんだよ」
今日お姉ちゃんに似たようなこと言われたな､､､
『わかりました、えっと､､､い、泉先輩』
泉「よくできました♪」
そういわれ、頭を撫でられる
やっぱり誰かに頭を撫でられるのは慣れないな
少し恥ずかしい､､､
『えっと、二つめのお願いは､､､？』
そう聞くと泉先輩は撫でるのをやめ、私に真剣な表情を向けた
泉「俺"だけ"のお姫様になってよ」
『え、？そ、それってどういう､､､』
泉「どういうって、そのままの意味だよぉ｣
泉「俺はAちゃんのことがどうしようもないくらい大大大好きだからAちゃんは俺だけを見て俺だけと喋って俺だけに触れて俺だけを愛してそれから､､､！」
『ちょ、ちょっと待ってください！！』
泉先輩の様子がおかしい
言葉では表せないけれど、簡単な一言で言うと怖い
嵐「泉ちゃん、そこまでにしたらどうかしら？」
お姉ちゃんがきてくれた
泉「俺の告白を遮るなんてチョ〜うざい！それになるくんだって本当は俺と同じようなこと思ってるんじゃないの？」
『え』
嵐「､､､そんなことはないわよ」
と、お姉ちゃんが少し気まずそうに目を逸らす
泉「へぇ〜？」
嵐「これ以上言っちゃうとAちゃんが困っちゃうから今日はこの辺にしておきましょう？」
泉「わかった､､､返事はいつでもいいからねぇAちゃん♡」
そうして泉先輩は校舎の中に入っていった
少し怖かったな
告白？されたのは嬉しかった、ものすごく
私に好意を寄せてくれる人がいるなんて思いもしなかった
けれど私は泉先輩を恋愛的に好きなわけではない
返事はいつでもいいと言っていたけれど
なんて返すのが正解なのかな
泉先輩を傷つけずに断る方法を考えておこう
とりあえず今はお姉ちゃんにお礼を言っておこう
『お姉ちゃん、さっきはありがとう』
嵐「､､､」
返事がない
お姉ちゃんの方を見ると考えごとをしているようだ
なにを考えてるんだろ
『お姉ちゃん、？』
嵐「､､､！あぁ、ごめんなさいね、何かしら？」
『さっきはありがとうね』
嵐「いや、そのくらい大した事じゃないわァ」
『ふふっ、そういえば何か考えごとしてたの？』
嵐「まぁ､､､少しねェ」
『そっか、じゃあ行こ！』
そうして、私たちもクラスに向かった
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たぴミル(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます！！更新頑張りますので、これからも見て頂けたら嬉しいです！ (2月25日 9時) (
レス) id: b029bb9c9c (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - めっちゃ好きですこの作品！！更新頑張ってくださいっ！ (2月25日 0時) (レス) @page31 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぴミル | 作成日時：2024年1月29日 12時
