ハルヒの幼馴染と愉快なホスト部［桜蘭高校ホスト部］

悪魔兄弟 喧嘩勃発?! 4 ページ29

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仲直りさせに行くはずだったのに ... 何故こんな目に合わなきゃならない...


走っていれば糸に突っかかり転び , 急に横からパンチマシーンが飛んできたりと少しヘロヘロになりながらやっとの思いで2人に追いつくと同じようにトラップに引っかかったであろう環先輩の後ろ姿が見えた .


環「 トラップはこれで全部なのかな? 迷惑兄弟よ 」


馨「 さあ 僕のはまだあるけど 光に聞けば? 」


光「 全部ではないけど 馨に聞けば? 」


『 いった ... 』


最後のトラップにかかると 私は環先輩の目の前に投げ飛ばされ双子の目の前で仰向けで横たわった .


馨「 ちょ , ハルキ!? 」


環「 ハルキ大丈夫か!? 」


『 一応 生きてはいる 』


環「 迷惑兄弟よ , これでやっと済んだか ? 」


光「 う , 冗談じゃない 迷惑してんのはこっちだよ 馨と顔も何も一緒でさ お前に間違われんのもうんざりだし ホントはおまえなんて大嫌いなんだよ!! 」


馨「 そんなのこっちのセリフだよ! 見ろっ! 猫澤先輩から入手した呪い人形だ!! 後ろに光の名を刻んである 人形が受けたのと同じ苦しみを味わうんだ! 」


ハルヒ「『 いい加減にしろ!! 』」


馨が呪い人形を投げようとした瞬間に よたよたの私は立ち上がり馨の人形を取り上げてその頭に拳骨を食らわせると それと同じタイミングでハルヒも光の頭に拳骨をお見舞いした .


『 ただの喧嘩にこーいうもの持ち込むな 』


ハ「 2人とも悪いし 周りに迷惑かけるのはもっと悪いよ!! ちゃんとごめんなさいしな! 今すぐ仲直りしないと一生うちになんか来させないからね! 」


双子「 ふうん じゃあ 仲直りしたら行っていいわけ? 」


ホスト部一同 (( は? ))


光「 ごめんよ馨... 台本通りとはいえあんなひどい事言うなんて お兄ちゃん失格だな...!! 」


馨「 そんな... 僕こそ光に怪我でもさせたらどうしようって... 」


いつも通りの2人に戻ったことはいいことだと思ったけど , 改めて2人は喧嘩なんてしないんだなって思った .


双子「 はーい♡ 久々のどっちが光くんでしょーかゲーーーム 」


「 はい ピンク頭が光くん♡ 」


双子「 大当たりー♡ 」


ハ「 あれ 交換したの? 」


『 ほんとだ 今日はピンクが馨なんだ 』


____ 「 僕ら 」と「 僕ら以外 」だった彼らの世界に 思わぬ侵入者 到来か?


2人がそれに気づくのは もう少し先のお話 .


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