ダンスとティーカップ 5 ページ14
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環「 メリークリスマス!! 不器用カップルに祝福あれ!! 」
ハニー先輩の手を少しだけギュッと握りしめてライトアップされる春日崎さんと珠洲島先輩をみた .
さっきの言葉の真意はよくわからないけど , ハニー先輩には私がいつも楽しそうではないと見えていたのかもしれない .
こんなに無気力で他人に興味がなくなったのも 多分あの日から , ねえ母さん ...
ハ「 ダンスの特訓は意味なかったね 」
『 そんなこと言ってるけど ハルヒなんか嬉しそうじゃん 』
ハ「 めずらしくめでたいと思えたしね
ハルキはなんかちょっとスッキリしてる? 」
『 うーん どうだろ 』
ねえハルヒ ハルヒが私を世界に連れ出してくれたあの時から ハルヒと側にいるのは私だと思ってたけど , ハルヒはそんな私からスルッて抜け出してしまうんだろうね .
そしたら 私はどうなっちゃうんだろう .
双子「 それではラストイベントです! 本日のトップ賞都姫に贈られます 祝福のキッスをキングより 変更して藤岡ハルヒより ! 」
環「 おい!! 」
双子「 だってラストにはアクシデントがあった方が盛り上がるって鏡夜先輩が 」
環「 そのキス待ったーーーー!! 」
ちゅっ .
ハ ( あ 思わずファーストキスを女の子に捧げてしまったが これはこれでいいか )
「 環様ったらよっぽど自分がキスしたかったのね 」
「 キス魔よキス魔! 」
ハ「 へえ 」
環「 な! これは断じて違うぞハルヒ! おれはお前のファーストキスを阻止しようとして... 」
鏡「 ん どうしたハルキ 」
『 あ いえ ... ( 自分だけがとり残されてるような気がする) 』
鏡「 ... そうか まあここにきて第一印象が変わったのはハルヒだけじゃないような気がするけどな 」
鏡夜先輩には全部見透かされてる .
自分とハルヒだけだった私の世界に今 ホスト部という名の人たちが壊してくれるんじゃないかと期待していることに .
『 敵わないなあ 』
鏡 ( こんな風に笑うのか )
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ここで少しだけハルキの過去について ,
作中にしようと思っていたのですが私自身のメモ的要素も含まれているのでそこまでは詳しく書きません , が読んでいただけると今後わかりやすいかと!
櫻庭家は元々4人 ( 父 母 兄 ハルキ ) で暮らしていたが 突然母がいなくなり気づいた時には他界 , 理由は追い追い
心を閉ざしてしまったハルキを外に連れ出したのは当時ハルヒだった .
それからハルキはハルヒしか信用せず .
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零(プロフ) - 馨君の漢字『薫』ではないですよ、『馨』です (2022年7月2日 14時) (レス) @page11 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
めみこた(プロフ) - 馨の名前直しをお願いしたいです!とてもいい作品なのにもったいない! (2021年9月24日 23時) (レス) @page12 id: 046701b798 (このIDを非表示/違反報告)
儚(プロフ) - 薫じゃなくて馨だと思います! (2020年5月17日 19時) (レス) id: 7915983d62 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!出来上がり次第送ります!! (2019年7月16日 19時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
佐吉いろは(プロフ) - EMIKOさん» やっていますよ! @sAkichi_1001です。佐吉という名前でやってますので、そちらに送ってくださるとありがたいです! (2019年7月16日 12時) (レス) id: fdee9d9312 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐吉いろは | 作成日時:2018年10月25日 19時