紅葉が三つ ページ5
大ガマside
あいつ、なんて事言いやがる。
カエルの解剖何て、聞いただけでも恐ろしい。
寒気がする。
ニヤニヤしてたし、絶対嫌がらせだろ…。
すると、ヒライ神が、口を開いた。
「あの、今日確か、元祖本家連合裏屋敷にアッキー、親方様、キュウビ殿で、呼ばれてませんでした？元祖も来るようにとの、内容だったような気がしたのですが…。」
あ。
と、俺とキュウビが目を見開いた。
忘れてた。
不味い。
殺される。
女郎蜘蛛に殴り殺される。
死ぬ死ぬ死ぬ。
「ヤッベェ！今すぐあいつを連れ戻さねぇと！」
襖を乱暴に開き、大慌てで駆け出して行く。
そして、大やもりの部屋の襖を乱暴に開けた。
「うわぁぁぁぁ！！！！！」
案の定、大きな声で悲鳴をあげる。
何でこんなに弱いんだか…。
「な、何？何なの！？まさか、外に出ろとか、言わないよね…？」
何で此奴は俺の思ってることを当てるんだよ。
「おう。話がはぇぇな。そういう訳だ。ちょっと、アッキー呼び戻して来てくんね？」
「嫌だよぉ〜！何で俺が？」
何だかんだでやってくれるから。
とか言ったら、ぶん殴られそうだな。
あ、そう言えば、アッキー、スマホ持ってたよな？
こっちでも使えるって事は、GPSも使えるんじゃね？
「じゃあ、アッキーのスマホの位置情報を教えてくれるだけでいいから！頼むよー！」
「良いけど…。アッキーは何で外に行ったの？」
え、そっち聞く？
てっきり、何でアッキーを探してるのかとかだと思ったのに…。
「木材と畳を買いに行ったぞ。」
「じゃあそのお店行きなよ。」
「その店の場所がわかんねぇ。」
とか何とか話してたら、話しながら探してたのか、あ、と声を上げた。
「何だ！？アッキー見つけたのか？」
と、声を荒げて聞くと、くるっと振り返って真っ直ぐ俺の目を見て言った。
「待ってれば帰って来るよ。すごい速さでこっち来てるから。」
多分走ってるね。
と、冷静に話すもんだから、疑って、画面を覗き込んだ。
因みに言うと、パソコンの画面である。
「うっわマジだ…。」
すごい速さでもうここに着いた。
後はガラス戸を開けるだけだ。
すると、
ガンガン
と言う音がした。
振り返る前にガラガラガラと開く。
「只今〜！早速だけど、元祖本家連合裏屋敷に行こ〜！何か、収集来てるよ〜！」
バタバタと駆け出して行く。
「その為にお前を探してたんだよ！」
最後は怒り気味で。
ラッキーアイテム
シール
ラッキーキャラクター
ビーチ姫
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋春 - 死音さん» うわぁあああマジか私ヒビヒヨ、いや、ヒビヤ受け派だ！背の小さい子は受けだ！！うん！！ (2018年4月3日 22時) (
レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 秋春さん» YES、I Do (2018年3月28日 17時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - そなた、ヒビモモ派か (2018年3月21日 15時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
死音 - 外すの忘れてたんですよ。ガマ土とかキュウオロとか出そうかなとは思ってるんですけどね〜。アドバイスありがとうございました！ (2017年10月15日 14時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
秋春 - （続き）ますので。長々とコメント失礼しました。 (2017年10月14日 19時) (レス) id: b52e9716bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
