【黒バス】 君はもう僕のモノだ 【赤司征十郎】

９　危ない気配　※ ページ10

A「ちょっ…やめ…っ////」


赤司「なるほど。…首筋、太股辺りが敏感みたいだな」


A「な、何が…や…っ////」



何かを探るように指が服の上をなぞる。


…あの時の、先生とは全然違う。

優しくて、ゆっくりで…気持ちいい。



…っじゃなくて！


このまま流されたら…大変な事になる！！



A「や、やめてください！！////」


赤司「どうしたんだ？急に大声を出して」


A「っ〜…！////もう帰ります！この俺様変人っ！！///」



勝手に叫んで、１人で走って逃げた。



最悪だよ…もう……。






〜〜〜赤司side〜〜〜






…驚いた。

僕のことを『俺様変人』と言うのは…Aが初めてだ。



フッと笑いがこぼれた。



本当に飽きないな、Aは。


さて、明日からまたからかうとするか。


あんな顔されたら、もっと触れたくなってしまうからね――。





・







・






＝＝＝翌日＝＝＝





〜〜〜Aside〜〜〜




A「じゃあ、いってきます」



１人しかいない家に向かって言った。


…もう、クセになっちゃったな。

そろそろ慣れなきゃ…。



…学校行くの憂鬱だなぁ。

絶っ対あの人いるし！！



A「もうヤダなぁ…」


赤司「何がだ？」



後ろから声をかけたのは…赤司征十郎だった。



A「な、何でここに？！」


赤司「迎えに来たんだ。車に乗れ」


A「い、いいです！歩いて行きますから！」



歩いて行くフリして逃げよう…！



赤司「歩かせたら逃げるかもしれないだろう？」



この人エスパー？！←



赤司「早く乗るんだ。でないと…昨日よりもっと激しいこと、するよ？」



耳元で低い声で囁いた。

昨日…昨日は…………いやだあああ！！



A「わ、分かりました！乗ります！乗りますから！！」


赤司「うん、それでいい(ﾆｺｯ」



ドキッ――――


え…えっ？何今の…。

何でドキドキして……。



赤司「どうした？乗らないのか？」


A「あ、乗ります…」


赤司「フッ…変なヤツだ」





…どうしたんだろ、私。


なんだか…正面から赤司さんを見れない――――。

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