【黒バス】 君はもう僕のモノだ 【赤司征十郎】

７　ドリンク ページ8

…バスケ部の練習って、ハードだね。

数分練習しただけで汗だくになってるよ。


…赤司さんも、バスケやってる時だけはなんとなくカッコよくみえるかも。

元は美形だし、当たり前だけど…。



黒子「あの…」


A「わぁっ！びっくりしたぁ…」


黒子「今日は、みんなにドリンクを作ってください」


A「う、うん。てゆうか、テツヤくんは練習しないの？」


黒子「昨日の練習で足首を捻ってしまったので…大事を取って今日は休みなんです」


A「なるほど〜」


黒子「なので、僕も手伝います」


A「あ、ありがとう」



…うん、この子なら平気みたい。

大輝とも仲いいし、さつきもこの子が大好きだし…。

なんか、弟みたい…。


会話しながら、ドリンクを作り終わった。



黒子「…できましたね。じゃあ、僕が運びます」


A「え、ちょ…私も運ぶよ！１人じゃ潰れるって！」←


黒子「大丈夫で…あ」



…言ってるそばから落としちゃった。

まぁ、ボトルだから大惨事にはならなかったけど…。



黒子「…すみません(ｽﾞｰﾝ」


A「大丈夫だからそんな落ち込まないでっ！」



意外にネガティブだ…！←



A「大丈夫！ほら、行こっ」


黒子「あ、はい…」




・







・




緑間「なかなか美味だな」


紫原「お〜か〜し〜…」


黄瀬「サイコーっスよ！Aっち才能あるっスね」


青峰「フツーにうめぇじゃん」



ドリンクはなかなか好評だった。

…大輝とさつき以外の人に褒められるの、ホント久しぶりだ。



赤司「ん？自分の分は？」


A「マネージャーですし…一応」



引き受けたわけじゃないけど…。



赤司「ノドが乾いたんじゃないか？」


A「いえ、そこまで…」


赤司「遠慮するな。僕のを飲めばいい」


A「…結構です。それに、もうソレで飲んじゃったじゃないですか…」


赤司「気にするな。すでにキスした仲だろう？」



っ…嫌なコト思い出しちゃった…！

何で人前で平気でこんなこと言うかな、この人わ！！



赤司「…まったく、仕方ないな」


A「何が…んっ…！」



ドリンクを口に含んだかと思えば、そのままキスをし、ドリンクを私の口に流し込んだ。

…味を確かめるヒマはない。

飲み込むと同時に唇を離し、不敵に微笑んだ。



赤司「どうだ？」



…この人、最低…………。

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