３１ 理由なんて※ （黄瀬side） ページ32
…オレが泣いたことに、Aっちはすごく慌てていた。
でも、ある程度落ち着いて、今は隣り合わせでベンチに座っていた。
A「でもよかった。
黄瀬くんとまた話せて」
黄瀬「…そうッスね」
A「…どうして、部活に来ないの？」
不安げな目で、オレを見つめた。
黄瀬「…それは……」
A「黄瀬くんがいないと、やっぱり寂しいよ」
泣きそうな顔で、唇を噛みしめていた。
…そんな顔、させたいワケじゃない。
………でも。
黄瀬「…これ以上一緒にいたら、オレは何するか自分でもわかんないんスよ」
A「え…？」
黄瀬「…Aっちは、残酷ッスよね」
A「残、酷…？」
訳が分からないという風に、動揺していた。
黄瀬「やっぱそうッスよ。
オレの気持ち知らないのに…今日だって、こんなことして…」
拳が徐々に震え始めた。
結局、本当に好きなワケじゃない――。
A「私、何かした…？
どうしたら、許してくれるの…？」
…その言葉を聞いたとき、オレの中の糸が切れた。
今なら――――。
黄瀬「…こうすれば、少しは許せるんスけど？」
Aっちの身体を引き寄せ、強引にキスをした。
驚いて、オレを突き放そうとしたけど、力で敵うワケがなかった。
頭を後ろから抑えて、逃げられないように強く唇を押し付けた。
A「んんっ…き、せくっ…////」
角度を変えながら、歯列を舌でなぞった。
間に隙間ができたから、舌を潜り込ませて、口内を舐めまわした。
こんなこと、するのは初めてッスね…。
でも、なんか気持ちよくなってきた、かも……。
もっと触れたくて。
傍に感じたくて。
感情のままに、ベンチにそのまま押し倒した。
A「き、黄瀬くん…っ？！」
黄瀬「…悪いッスけど、いまさら止めるなんてコト、できないから」
制服のボタンを器用に外していった。
Aっちの抵抗がさらに大きくなる。
A「や、やだ…っ！やめて…っ」
黄瀬「ムリっすよ。…覚悟、決めて」
下着に包まれた胸が露わになった。
覆い隠そうとする両手を、片手で頭の上に押さえつけた。
１回だけチロッと舐め、舐めた部分を強く吸い上げた。
Aっちの身体が反応して、カオが一気に赤くなった。
黄瀬「痕、つけたッス。…これで、赤司っちのトコには戻れないッスね」
泣きそうなくらい、悲愴なカオをした。
でも、止まれない―――。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (
レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω＼) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです！あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか？もし１、２年と３年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(＞＜)応援してます！ (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nami | 作成日時：2013年8月14日 12時
