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26 感情が ページ27

〜赤司side〜



体育館に行くと、Aの姿があった。

その視線の先には…黄瀬がいた。



A「黄瀬くん!今のトコ、パスでもいけたよ」


黄瀬「そっすか?わかったッス!」



黄瀬と青峰が1on1をしていた。

セコンドのような形で、Aは横から口を出していた。



A「大輝!そんな荒っぽいことしてたらファウルになっちゃうよ!」


青峰「ウルセー、俺に勝てるのは俺だけだ」


A「退場したら意味ないじゃん!」


黄瀬「そうッスよ!こっちもケガしそうで怖いんスよ」


青峰「チッ…わぁったよ」



…3人とも、僕が来たことにすら気づいていないようだった。

楽しげに、バスケをしている。



赤司「A」



名前を呼ぶと、3人がようやく僕に気が付いた。



赤司「話がある。来るんだ」



オドオドしているAの腕を引っ張り、僕は体育館を後にした。





残された青峰と黄瀬は、呆然とその背中を見送っていた。



青峰「なんだよ、いい勝負だったのに」


黄瀬「あー…アレっすね、多分」























A「え、勝手に入っていいの?」


赤司「先生は休みだ。問題ない」



連れてきたのは、保健室だった。

Aを先にいれ、後ろ手に鍵をかけた。



A「保健室、最近は来なくなったなぁ」


赤司「…そういえば、ケガをしてここにいたって言ってたな」


A「え?あっ、うん」



…一瞬だけ、Aの顔に動揺の色が走った。

――何か隠している。



赤司「何があったんだ?」


A「え、だから、その…プリントで、手、切っちゃって…」


赤司「…本当に?」



グッとAに詰め寄った。

Aは目を逸らし、頬を赤く染めた。



A「ほ、ホントだよ…っ」


赤司「……」



Aは、ウソをつくときに、必ず目を逸らす。

そのクセを、僕は知っていた。



赤司「そうか。なら…」


A「んっ…?!」



僕は強引に唇を奪い、Aをベッドに押し倒した―――。

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やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω\) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです!あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか?もし1、2年と3年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(><)応援してます! (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami | 作成日時:2013年8月14日 12時

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