25 何も ページ26
〜〜赤司side〜〜
朝、Aは大輝と登校した、らしい。
そういう風に、Aからメールがあった。
…何かあったのだろうか。
僕が学校に着いたとき、玄関で大輝たちが集まって、Aと話していた。
その中で、Aは泣いていた―――。
何があったんだ?
僕には、何も言わなかった―――。
…拳を握りしめ、5人に気づかれないように教室に向かった。
・
・
休み時間になると、いつも手が足りなくなる。
生徒会の仕事もあれば、頼まれごともある。
「赤司、すまないがこの教材を運んでもらえないか?」
「赤司くん!会議が始まるよ!」
「おーい赤司!こっちこっち!」
…まあ、全部こなさなければいけないんだがな。
――移動するとき、Aの姿が視界の横をかすめた。
…そこには、黄瀬がいた。
黄瀬「Aっち、ドコ行くんスか?」
A「購買だよ。ノート買いに行くの」
黄瀬「ならオレもついて行くッス!」
A「フフ、いいよ^^」
…ずいぶん、親しげだった。
あの2人は、そこまで仲がいいわけではなかったはずだ。
なぜ――――。
「赤司?早く行こーぜ」
赤司「…ああ、すまない」
胸の奥から、なんともいえない感情が湧き上がった―――。
・
・
〜放課後〜
僕はAの教室に向かった。
部活に一緒に行くためだ。
…しかし、Aはいなかった。
桃井「あ、赤司くん!どうしたの?」
赤司「桃井、Aがどこにいるか知っているか?」
桃井「Aなら、きーちゃんと大ちゃんと一緒に部活いったよ?
私はちょっと仕事があって遅れるから」
黄瀬たちと一緒に―――?
赤司「何故だ?」
桃井「んー…わかんないけど、Aは嬉しそうだったよ?」
赤司「……」
…胸の奥が、霧がかかったように苦しい―――。
以前、Aの初恋が青峰だったと聞いたときと、同じだ…。
…Aは僕のモノだ。
誰にも渡さない――――――。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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西 - この方角に福があるはずです
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やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω\) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです!あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか?もし1、2年と3年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(><)応援してます! (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami | 作成日時:2013年8月14日 12時