24 作戦2 ページ25
黄瀬「Aっち、青峰っち、おはようッス!」
黒子「おはようございます」
緑間「フン」
紫原「おはよ〜」
…玄関に揃ってると、嫌でも目立つよ。
大体、紫原くん、朝からお菓子って…(^_^.)
黄瀬「んで、朝はどうだったんスか?」
青峰「ああ、絡まれた、女子に」
黄瀬「それでどうしたんスか?」
青峰「睨んだらどっか行った」
黒子「青峰くんが睨んだんですか?ソレは誰でも逃げ出しますね」←
緑間「一歩間違えば犯罪者になるのだよ」
青峰「お前ら…」
…いつもの光景だ。
なのに、心はどうして晴れないんだろう…。
?「ねぇ見てよアレ」
?「ヤダ…赤司サマの彼女じゃん」
?「でもさ、彼氏いるのに他の男子と話すとかありえなくない?」
?「赤司サマがカワイそう…」
?「大人しぶって、やること汚いわね」
…女子の声が聞こえる。
グシャ――――!
――乾いた音が玄関に響いた。
話していた女子の視線が、一点に集中する。
その先は―――紫原くんだった。
食べていたスナック菓子を、袋ごと握りつぶしていた。
紫原「さっきから聞いてるけどさー、ホントうるさいんだけど。
そんなんだから赤ちんにも好かれないんだよ」
?「なっ…!そんなコより私たちの方が…!」
女子の1人が言い返そうとすると、紫原くんは大きな手でその頭を押さえつけた。
紫原「それ以上言うなら―――ヒネリつぶすよ?」
…こんな怖い顔、初めて見た―――。
緑間「それはこっちのセリフなのだよ。
Aは悪くないのだからな」
黄瀬「それ以上言っちゃうんだったら、オレたちが相手になるッスよ?」
黒子「黄瀬くんは今のセリフ、後悔しないんですかね…」
…テツヤくん、案の定誰にも気づかれてない←
黄瀬「いいんスよ。オレは1人にだけ好きになってもらえれば^^」
青峰「誰にだよ」
黄瀬「えー…言うワケないじゃないスか、死にたくないッス!」
そう言ってチラッとこっちを見た。
緑間「ようするに、貴様らは手を出すなということなのだよ」
紫原「わかったらどっか行ってくれない〜?ジャマだから」
バタバタと足音を立てて、一気に人がいなくなった。
――…静かになった時、黄瀬くんがポンッと肩を叩いた。
黄瀬「これで大丈夫ッスよ」
黒子「…よく頑張りましたね」
テツヤくんの言葉で、涙が溢れた。
私には、こんなにも力強い味方がたくさんいたんだ――。
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やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω\) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです!あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか?もし1、2年と3年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(><)応援してます! (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami | 作成日時:2013年8月14日 12時