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13 初恋は… ページ14

部活の時間も終わりに近づいたころ、大輝との練習を切り上げた。

久しぶりに動いたから疲れたなぁ…。



桃井「A、大ちゃんとやるの久しぶりだったよね?楽しかった?」


A「うん。小学生の頃と、全然変わってない」


桃井「…いつだったっけ。Aが大ちゃんのこと好きだったの」


A「っ…///」


桃井「小4くらいのとき、だっけ?^^」


A「あーうるさーいっ!///」



からかうように言ったさつきに、力一杯反論する。



…初恋は、大輝だった。


バスケ一筋で、さりげなく優しくて、バカで、明るくて…。

そんな大輝を好きになってるって気づいたのは、小学4年生の時。



でも、小学5年生のときの先生との一件以来、他の男子も怖くなっていた。

自然と、大輝に対する想いは薄れていった。



それでも、大切な親友には変わりない。



桃井「Aはさ、今は平気でしょ?大ちゃんのことも」


A「うん」


桃井「じゃあさ、今好きなのは、誰?」


A「…赤司さんのこと言ってるの?」


桃井「そういうワケじゃないけど…(汗」



…好きかどうかはまだ分からない。

今のとこ…まだ敵意はあるし。



桃井「でも、またAが誰かを好きになれる日がくるといいな」


A「…そうだね」



チラッと大輝を見た。

汗をタオルで拭きながら、視線に気づくとニッと歯を見せて笑った。

私もニコッと笑って返した。


…大輝の笑顔は好きだったな、ホントに。



桃井「げっ…!」


A「さつき?どうし……げっ!」



さつきのすぐ後ろに、赤い魔王様が立ってた。←

まったく気づかなかったんだけど…。



赤司「パス練は終わったのか?」


A「…終わりました、けど…」


赤司「なら来るんだ(グイッ」


A「えっ、ちょ…待って…!」



赤司さんに腕を引っ張られながら、どっかに連れて行かれた。


…去った後に、さつきが小さく「ファイト〜…」って言ったのは、

私には聞こえなかった。

14 知りません!→←12 なぜだろう (赤司side)


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やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω\) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです!あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか?もし1、2年と3年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(><)応援してます! (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami | 作成日時:2013年8月14日 12時

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