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11 パス練 ページ12

黒子「赤司くん、連れてきました」


赤司「ああ、ご苦労だったねテツヤ。早く練習するといい」


黒子「わかりました」



…魔王。

拒否権ないんだ、練習キツいのに…。



赤司「今日は大輝がヒマなんだ。大輝の練習を手伝ってやってくれ」


A「何でヒマなんですか?」


赤司「練習のし過ぎで足の筋を痛めてしまってね。

3日間、足を過剰に使う練習は控えることになったんだ」



さすが大輝!

天性のバスケ馬鹿っ!←



赤司「パス練に付き合ってやってくれ。

誰かとやるならAがいい、って指名されたんだ」



…そういえば、小学生のころから一緒にバスケやってたっけ。

遊びでだったけど…結構楽しかったんだよな。



A「わかりました。エヘヘ…大輝とやるの久しぶりだ///」



思わず顔がほころんだ。

もう一緒にすることなんてないって思ってたから…。



赤司「…君はもしかして、大輝を…」


A「はい?」



赤司さんが急に動揺した、ような気がする。



ドカッ―――!


…刹那、頭にぶつかったのは…大輝の投げたボールだった。



A「いったぁ!!」


青峰「A!早くやろーぜ!」


A「うん!やろやろ!^^」



赤司さんに一礼して、すぐに大ちゃんのところに行った。



青峰「話なげーよ」


A「私に言わないでよっ」


青峰「メガネ取っとけよ」


A「何で?」


青峰「割れちまったらケガすんだろ」


A「そっか!じゃあ外すね!」



メガネをポケットに入れた。

大輝はヒマそうにボールを回していた。



青峰「お前とやんのも久しぶりだな。小学以来だっけ?」


A「うん。私、1回だけ大輝に勝ったよね?」


青峰「手加減してやったんだよ。勝ったらお前が泣くしよ」


A「な、泣いてないし!///」


青峰「わかったよ。んじゃ、とっととやろーぜ。おらよ」



バシッ――!


大輝の投げたボールが手に収まった。

でも……すっごく痛い!!



A「手加減してよ!大輝のバカ!」



負けじとボールを投げ返す。

大輝は軽々とそれを受け止めた。



青峰「手加減してるっつーの」


A「どこがよ!」


青峰「あー、めんどくせぇ」


A「めんどくさいのは大輝の方だよ!」



憎まれ口を叩かれながらも、ボールを投げられて、投げ返す。

ホントに、小学生の時みたい。




楽しくて、1つの視線に、私は気づいてなかった――――。

12 なぜだろう (赤司side)→←10 違う!


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やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω\) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです!あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか?もし1、2年と3年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(><)応援してます! (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nami | 作成日時:2013年8月14日 12時

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