10 違う! ページ11
A「……ってコトだったんだけど」
朝の出来事を全部さつきに話した。
多分、さっきのアレがなんだったのか分かると思うし。
桃井「なるほど〜…。でも…そっかぁ……まぁ、赤司君だしね〜…」
さつきが納得したように独り言をつぶやいた。
A「何が?」
さつきは優しく微笑んだ。
でも、返ってきた答えは、想像を超えた。
桃井「Aは、きっと赤司君のことが好きになったんだよ」
…え?
……え?
A「ええええぇぇぇ?!」
桃井「あ、自覚なかったの?赤司君は人気あるし、好きになってもおかしくないと思うけど」
A「だ、だって…っ」
絶対主義で、一方的にモノを決めつけて…。
赤司征十郎……。
A「だ、だって数日前に初めて会った人だよ?おかしくない?」
桃井「Aは子供だなぁ。好きになるのに、時間はいらないんだよ!」
A「…違う。ソレ絶っ対違うから」
桃井「うーん…今すぐには自覚しないかもしれないけど、
嫌でも気づくよ、そのうちね☆」
…さつきが言った事が間違ったのはほとんどない。
でも、信じたくない。
まだ、あの人のことを全部知ってるわけじゃないし、
あの時ドキドキしたのも、偶然かもしれないし―――。
・
・
…放課後になるのって早い。
結局、バスケ部のマネージャーになっちゃったし…(強制)。
部活…行きたくないよーっ!!
?「あの…」
A「きゃあっ!あ、テツヤくん…!」
真後ろに立ってたのは、テツヤくんだった。
黒子「すみません、驚かすつもりはなかったんですけど…
なかなか気づいてもらえなかったので…」
A「あ、ごめんね。今から部活?」
黒子「はい。赤司君から頼まれてたんです。
『水無月Aを必ず連れてくるんだ』って」
…見てよ、この用意周到ぶりを!←
どんだけ強制が好きなの?あの人!!
黒子「とりあえず行きましょう。遅くなると怒られますよ」
A「…うん」
…何かいいように流されてる気もする。
テツヤくん可愛いからキツく言えないんだよね…。
そこまで計算済みなのか……。←
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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西 - この方角に福があるはずです
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やまにゃん - 咲さん、お母さんの妹なら叔母さんにあたると思います (2017年1月1日 2時) (レス) id: e45b618f91 (このIDを非表示/違反報告)
花田める(プロフ) - 赤司くんと黄瀬くん間接キス笑 (2013年12月9日 17時) (レス) id: ca72276934 (このIDを非表示/違反報告)
陽向子(プロフ) - (≧▽≦)アキト君にも素敵な彼女が出来ると嬉しいです(/ω\) (2013年12月8日 12時) (レス) id: 176859212e (このIDを非表示/違反報告)
マユウ - 面白いです!あと、赤司サマってこの話だと何年生ですか?もし1、2年と3年の夏までの話だったら、目の色は両目とも赤だと思いますよ。 (2013年11月17日 14時) (レス) id: 9cd78b9c8c (このIDを非表示/違反報告)
haku - 面白いです♪これからも頑張ってくださいね(><)応援してます! (2013年11月13日 22時) (レス) id: 1dd923021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami | 作成日時:2013年8月14日 12時